注意４ ページ6
其処には黒いツナギと帽子を着ている女が立っていた。
茶色いリュックを背負っており、よく見ると赤い染みが付いていた。
それだけなら特に不可解な点は無いのだが、その女が持っているモノに問題があった。
女は、両手でズルズルと血を流す男を引きずっていたのだ。
咄嗟に僕とおそ松兄さんは銃を構えた。
『わっ！？ちょっと止めて下さいよ！！流石に私でも銃で撃たれたら死にますって！！仕事で来ただけですよ！？』
いきなり騒ぎ出す女に唖然とした。
「誰だ？」
僕でも怯んでしまいそうな、低い声で喋るおそ松兄さん。
しかし、女は怯むような素振りはない。
コッチ側の奴なのだろうか。
『あっ、どうも申し遅れました！後始末屋です！ご出勤で只今お疲れ中です！！』
ピシッと敬礼までして爛々とした目で話す。
よく見ると、女のツナギの右胸には白い文字で『後始末屋』と刺繍されていた。
後始末屋。
何処かで聴いたような気がする。
それはおそ松兄さんも同じのようだ。
残念ながら、僕は情報収集を全てと言っていいくらいトド松に任せている。
僕が主にやるのは、ハッキングとかで、情報はその時に必要な最低限の事しか知らないのだ。
『いやいやぁ、こりゃまた派手にやりましたね！！久しぶりだなぁこんなの。あ、前もあったか。大変だったんですよねあの時も！』
巫山戯た口調で話す女に、少し苛立ちを覚えた。
「後始末屋？何、君暗殺者なの？」
微かに顔を歪める長男が口を開いた。
その言葉に女は目を見開く。
『まっさかぁ！！後始末屋の間で殺人は違反なんですよ。正当防衛の場合別ですが。アレ、貴方達は後始末屋の事知らないんですか？』
「どっかで聴いたことはあるけどね」
『ほうほう、なら説明致しましょう！！』
そう言って、持っていた男を投げるように置き、リュックから何やら取り出す女。
僕達は変わらず銃を構えたまま。
てか、説明しろとか言ってないんだけど。
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絞蛇竜 - あ、あと２回目で申し訳ないんですが、注意7の夢主のセリフ…。「そんね怖い顔で…」の所「そんな」じゃないですか？(-ω-；) (2017年7月9日 21時) (
レス) id: 361dc077e6 (このIDを非表示/違反報告)
絞蛇竜 - 久しぶりにすごく見たくなってでも名前が分かんないからすげぇ焦りましたwやっぱりこの作品大好きだぁ…(●´ω`●)これからも頑張ってくださいね。 (2017年7月9日 21時) (レス) id: 361dc077e6 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ@声優の勉強中(プロフ) - 稲野さん» はい！！テスト頑張ってくださいd('∀'*) (2016年5月26日 21時) (レス) id: 16b1edf5e4 (このIDを非表示/違反報告)
稲野(プロフ) - のもえさん» テストあって少し遅れますが、できるだけ早めに更新します！ (2016年5月26日 18時) (レス) id: fb252672f5 (このIDを非表示/違反報告)
稲野(プロフ) - ましろ@声優の勉強中さん» 続編書き途中です。テストあって少し遅れます。できるだけ早めに更新しますね！ (2016年5月26日 18時) (レス) id: fb252672f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稲野 | 作成日時：2016年4月9日 22時
