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 全てが終わったその後に、僕らは祝杯を上げよう。
 きっとそれは、うまいに違いない。


 悪が目覚めた。父がそう言った。
 それは嘘だ。母はそう言った。
 母の言うことは信じてはならない。兄もそう言った。

 悪が目覚めた。校長先生がそうおっしゃった。
 それは嘘だ。新任の先生はそうおっしゃった。
 新任の先生のお話を信じてはならない。寮監の先生もそうおっしゃった。


 嘘ばかりのこの世界で、僕らは何を信じ、何に注意し、何を覚え、何を学ぶのか。

 時間はもうない。
 何を選択するかは、すべて自分次第である。

 ただ僕が願うのは、君がその選択で、身を滅ぼすことがないことだ。




.

企画元
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ank014737/

好きなものを好きなだけ。
作者はem7さんです。

全て埋めてください。執筆状態:連載中

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この作品の元となった作品:ホグワーツ生徒証明書
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作者名:あんころころもち | 作者ホームページ:   
作成日時:2021年12月23日 1時

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