ホグワーツ生徒証明書 (ページ19)

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【ホグワーツの戦い、ホグワーツに残るか】残らない。父親の意向で、彼女も逆らうことをしなかった。なぜなら、全員必ず通うべしと通達された6年生を休暇という形をとって学校に通わず、そのせいで母親と姉が死喰い人殺されたため。母親は血を裏切る者である自分の娘を闇の帝王の支配下である学校に通わせればひどい目にあうことを悟り通わせなかった。娘と最愛の人を守るために拷問の末、命を落とす。姉であるビビは逃げ損ねてしまい、即死している。
　家族が亡くなっていたため、そしてホグワーツに通っておらず、現状を把握できていなかったことがホグワーツの戦いに残らなかった大きな理由である。復讐をしたいなどとも思えず、とっくに戦意を喪失していた。ある意味母親は、ヴァレンティナの憧れる「愛する人のためならすべてを捨てられる」を体現したまま死んでいった。

【ボガート、守護霊】ボガートはお化け。小さいころに姉に無理やり連れていかれたお化け屋敷がトラウマである。しかし家族が死んでからは薄ぼけた二人がこちらを見ている様がボガートとなる。

　守護霊は白鳥。上等な羽の美しい白鳥。本人は動物嫌いなため、めちゃくちゃ頑張っている。しかし母、姉を亡くして数年は守護霊を出すことは出来なかった。

【学力】勉強は総合して嫌い。やれと言われなければやらないし、やる意味も分からない。声高々に「こんなの将来つかわないじゃーん！」と叫んでいる。

　一番好きな科目は魔法史。例のごとく授業中には寝てしまうものの、自主勉強をしている。わからないところの質問はビンズ先生をはじめとしたいろいろな先生に聞いて回っている。ビンズ先生だとすぐに眠ってしまい頭の中でまとまらないから。

　また、占い学も非常に好んでいる。理由はロマンティックで素敵だから。ただセンスがないのかあまり当たらない。トレローニー先生の不思議な雰囲気も結構好きである。

　嫌いな科目は魔法動物飼育学。ハグリットのことは特に嫌いでも好きでもないが、動物がどうしてもだめ。苦手すぎる。それゆえペットも飼っていない。近寄れない。

　そして魔法薬学。先生や教室の雰囲気も苦手だし、虫にさわるのがどうしても気持ち悪い。しかし、将来薬学の知識が必要になるかもしれないと思ってとっているし、それなりの成績も残している。

【6年次での選択科目】変身術/薬草学/魔法薬学/占い学/天文学/魔法史

【N.E.W.Tの受験科目】魔法史/変身術/魔法薬学/天文学/占い学