第44話 ページ43
？side
「そうか・・・」
？「どうする？始」
「いや、あいつが悲しまないように俺らがそばにいるだけだ」
？「そうだね、僕もその方がいいと思うよ」
「隼、お前はあいつが気に入ってるんだな」
隼「もちろん、僕たちのお姫様だからね」
「・・・・」
隼「王様もでしょ？」
「もちろんだ」
俺と隼は俺の部屋で話してた
夜と涙、愛美が帰ってきたとき夜から聞いたのだった
？「うわ〜」
隼「おや？今の声は」
「春か？」
隼「いってみようか」
俺と隼は部屋を出て一階に降りた
？side end
『悲鳴？』
蒼「わん？」
私と蒼は寝室にいた
撮影現場にある別荘に
『どうしようか・・・』
蒼「くぅ〜ん」
『誰か来るまで待って居ようか』
私は点字でできた本を読んでいた
そう、この本はのちの私の運命を変えてくれる本になるのだ
(私も目が見えれば・・・)
私は本の点字をなぞりながら誰かが来るのを待っていた
ゴロゴロ
『え？雷？』
外の音を聞くと雷雨の音が聞こえた
『すごい音・・・』
コンコン
『はい』
？「愛美、俺だ、海だ」
『海さん？どうぞ入ってきてください』
海「悪いな、邪魔して」
『いえ、何かあったのですか？』
海「今このコテージが停電になっててみんながお前がいないって言って心配していたから迎えに来たんだが・・・」
『そうだったんですね、さっき春さんの悲鳴が聞こえましたが』
海「あれは春の眼鏡が黒田に壊されたんだ」
『まぁ黒田君が・・・？』
海「なんでも始の鞄に入ってついてきてしまったんだってよ」
『黒田君は始さんが好きですからね』
海「そうだな、でその黒田がいないからみんなが探しに行っているわけだ」
『そうだったんですね』
海「俺と涙、恋と新はコテージに残って修理しているから愛美も下に行くか？』
『そうですね、でも皆さんの邪魔しちゃうのでここにいます』
海「そうか？何かあったら恋たちに言えよ？俺は始達を迎えに行ってくるわ」
『はい、気を付けて』
海さんは部屋を出ていった
『みんなの役に立ちたいね・・・』
蒼「くーん・・・」
『・・・・』
私は再び本を手に取った
続く
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美紀 - ツキウタ大好きです最高です水無月涙君大好き (2019年3月25日 14時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
衣里(プロフ) - 泰菜さん» ありがとうございます、まだまだ未熟ですがたくさん読んでください (2018年9月28日 23時) (レス) id: 538d14058c (このIDを非表示/違反報告)
泰菜(プロフ) - 最近これを見させてもらって、すごく面白いです！私はブラコンもツキウタも好きなので、楽しませていただいてます！！ (2018年9月28日 8時) (レス) id: 4e25ced3f0 (このIDを非表示/違反報告)
ジャスミン - すごく面白いです。次の話も早く読みたくってウズウズしています。更新、頑張ってください！ (2018年3月4日 18時) (レス) id: b88f458e4e (このIDを非表示/違反報告)
ソフィ(プロフ) - 隼オチでお願いします (2018年2月18日 16時) (レス) id: c61ddb0314 (このIDを非表示/違反報告)
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