【おそ松さん】Six same faces 〜6つ子と6つ娘の出会い〜

重大発表 ページ3

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バタバタバタバタ………バタン！！


「ぃよっしゃー！ギリギリせーーふ！！」




さほど広くない和室ベースの社長室に
おそ松らが勢いよく入り込んだ


「こら！お前達！廊下は走るな、ドアはノックしてからゆっくり閉めろと何回も言ってるだろ！」

「まぁまぁお父さん、ちゃんと間に合うよう急いで来てくれたんだからいいじゃない」

「母さんは甘やかし過ぎるんだよ。せっかく社員にしてやったのに遅刻三昧、仕事はしない、ニートの頃となんら変わらないじゃないか」





はぁ…とため息をつく松造をまぁまぁ、となだめる松代




六つ子達の両親でもあり
�松野の社長と秘書でもある






「とにかく…そこに座りなさい」
　




そう言って松造が掘りごたつの席を指す



6人それぞれが席についたところで
ごほん、と咳払いをし松造が口を開く





「実はある重大な発表がある」

「AVに出てたの？！」

「んなわけねーだろ」



スパーン！とどこからか持ち出したハリセンでチョロ松が勢いよく突っ込む
　




「実はだな、この度我が�松野と梅野財閥が合併することとなった」





はぁ！？と声を揃え驚きを隠せない様子の六つ子達を尻目に
今度は松代が口を開く





「というわけで、明日合併を祝うパーティーがあるから。あんた達には重要なお仕事を与えます」

「ちょっ…ちょっと待ってよ母さん！父さん！」

「俺達まじで何も聞いてないんだけど！ってか何勝手にがっぺー？とか意味わかんないこと決めてんの？！」

「…おそ松兄さん合併ね」




すぐさま声をあげたトド松、おそ松を無視しつつ松代は壁に造り付けの茶色い扉を開き、クローゼットから真新しいタキシードとそれぞれのカラーのネクタイを取り出した。





「…みんな受け取ったかしら。これを着て明日、梅野さんとこのお嬢さん達をエスコートしてちょうだい。」





そういってふふ、と松代が意味ありげに微笑む。




「女の子？！行く行く行く行く！！！」




お嬢さんというワードを聞いた瞬間、おそ松は満面の笑みを浮かべはしゃぎだした。





「…ん？ちょっと待って。
『お嬢さん達』って母さんいま言った？何人いるの？」




うかれるおそ松の隣で何かに気付くチョロ松。
それを見て松代と松造が目を合わせふふふと
笑う。





「聞いて驚くんじゃないぞ……何と梅野さんところのお嬢さん達も









六つ子なんだ」






「「「「「「えぇぇえぇぇ？！？！？！」」」」」」

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