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〜五色side〜


五色「な、なんで………??」


A「なんでって………。」




 う〜ん?と普通に考え始める彼女




 えっ、ちょっと待って───。


 特に理由無いの!!?








A「………だって、勉強会もテストも無事に終わったしさ


 もう私いらないじゃん」




五色「!」




 確かに勉強会もテストも無事に終わった




 もう千斗さんと昼休み一緒に過ごす理由が無い───。








五色「…それでも………。」


A「?」




五色「それでもッ、俺は千斗さんと一緒にいたいです!!

『もう私いらないじゃん』なんて言わないでください!!」




 俺は周りにいる他の人なんかお構い無しに叫んだ


 目の前にいる千斗さんに伝わるように今湧き出る思いを彼女にぶつける




五色「千斗さんは淡々としてるし、何を考えてるかわからない時はあるけどッ!!


 それでも俺は貴女が───。


 千斗さんが必要なんです!!だかっゴアッ!!」




 突然、物理的な衝撃が腹に走る


 その衝撃により俺は彼女を掴んでいた腕を放してしまった




 あまりの衝撃に俺は下を向き自分の腹をかかえる


 俺はそんな状態でプルプルと震えながらゆっくり頭をあげた




 その先を見ると、千斗さんは明らか怒っている顔をしていた








A「………全力で他人に腹パンしたの初めてだよ」


五色(な、何で全力でやったの………??

 すごく痛いし………。)




 正直、言葉が出ないぐらい(物理的に)痛いし、何で千斗さんに腹パンされたのか本当にわからない







A「うるさい」




 そう言うと、俺に背を向けて彼女は食堂へと歩き出した

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こま(プロフ) - 渚さん» コメントありがとうございます!!最初は普通の始まりにするハズが、ちゃんとしたプロローグが書けなかったので容赦なく切る事にしました(笑)爆笑して頂けて嬉しいです(*´ω`*) (2021年9月6日 10時) (レス) id: 55ef3dfc1b (このIDを非表示/違反報告)
- こまさん、私「全力無気力の千斗さん」シリーズ大好きです!!もう、最初の五色の「俺のプロローグ切るなよ!!」の時点で、爆笑してしまいました!!これからも、頑張ってください!!! (2021年9月5日 11時) (レス) id: 593cd90971 (このIDを非表示/違反報告)
こま(プロフ) - ユウさん» コメントありがとうございます!!そうなんです。白鳥沢ver.でやってみたいと前から思ってたのでやりました~(´∀`)ゞ (2017年10月13日 22時) (レス) id: 256df136f5 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 暗記ネタが影山の時の暗記チェック?方法だ!! (2017年10月13日 22時) (レス) id: bc86693516 (このIDを非表示/違反報告)
こま(プロフ) - ありがとうございます(*´ω`*)初めての作品だから不安だったケド良かったです!これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2017年6月22日 7時) (レス) id: 256df136f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こま | 作成日時:2017年6月6日 20時

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