騎士であり、呪術師であり、プロデューサーである学生の話 (ページ24)

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学秀｢...嘘だろ。メアリーは裏切り者なのか。｣

｢一人の少女が、お姫様のためにゴミ山を燃やして解放する...でもお姫様は望まない。もしかして...あの冒頭のシーンに繋がるんじゃ...｣

紫之｢だとしたら...悲しいですね。｣

｢...最後まで見よう。結末は誰も知らないんだから。｣

真白｢姫、外の世界に興味はない？｣

李｢その話は私の地雷よ。でも、あなた相手なら許してあげるわ。...唯一興味があるものとすれば、海かしら。もし最後を迎えるのなら、このゴミ山ではなく海で迎えたい。人生の最後に願いを叶えるなんて、ロマンチックじゃない？｣

真白｢...その願いは、生きているうちに叶えた方がいいと思うの。私なら叶えれる！あなたの願いも、これからの未来も叶えてあげるわ！｣

李｢メアリー...｣

真白｢だから...近いうちにここから離れてみない？もちろん、ここにある家も忘れないわ。ここは私と姫のお家なんだから。｣

李｢...メアリーが言うなら、一度だけ街に行ってあげる。新しいお洋服を盗んで、それを汚す遊びなんてどうかしら？｣

真白｢すごく楽しそう...！明日にでもやりましょう、姫！｣