逃げるは恥だが

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　俺は変わらなきゃいけない。
　誰に言われるまでもなく、ただ自分自身で、変わらないといけないと思った。
　＿＿嘘。言われた。シャワー浴びてんじゃないかってぐらい全身に飽きるほど言われてきた。
「ダッセェな、お前。」
「恥ずかしくねぇのかよ。」
　それも背中に。
　血が滲むほど、穴が空くほど、何度も何度も言われてきた。
　心がズタズタになった俺は、無傷なまま戦場から背を向けて走っている。
　いや、無傷じゃない。足が痛い。必死に走る足が痛い。あの場にいた全ての人間に掴まれているんじゃないかと思うほど、足が痛い。
　だから、無傷じゃない。
　俺だって必死に逃げてる。必死に”闘ってる”。

　だから、だから。
　俺を、見ないでくれ。

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初めまして。お久しぶりです。ぬんももです。
東リべに死ぬほどハマってしまい、書き殴りました。

注意事項
・二次創作
・男主
・BL要素アリ
・単行本内容アリ
・原作沿い
・誹謗中傷などはお辞め下さい
・デフォ名「天谷凛太郎」
・あだ名「リンたろー」執筆状態：連載中