【黒子のバスケ】・・・あれ?戦わないん?

プロローグ ページ2

「久しぶりー!元気だった―?だから殺す」

魔祁「そんなめだかボックスの殺人衝動少年みたいなことを言いながら炎を出すなー!」

このメラメラの実便利だなー
噛み殺すことはできないけど

「それより二、三聞きたいんだけど」

魔祁「急に攻撃辞めた・・・なんだい？」

「んとさ、まず一つ目。なぜあの世界にアルルカンの体・・・『朝弥』て言うらしいけど、その体があったのか」

魔祁「それに関しては何とも・・・神は僕だけじゃないから、ほかにも干渉している神がいるのかも」

「追加設定やめぃ」

魔祁「追加設定て・・・」

「二つ目。フェイと安心院は?」

魔祁「えーっと、留守番です☆」

めぎょし

魔祁「顔がっ・・・!!顔が陥没した・・・っ!!」

「はい、一から、説明、OK?」

魔祁「う、うぅ・・・え、えっとだね、まず前提として、フェイタン君はボクが体を少しいじったとはいえ『人間』だ」

「うん」

魔祁「そして、安心院ちゃんはAちゃんの体からできた人外・・・『神童』だとしても、君のように神としてのつながりはない」

「うん」

魔祁「長時間活動すると死にます」

「うん・・・うん？」

死ぬ?

魔祁「まぁ仕様としか言いようがないんだけど・・・だからしばらくの休息というか、調整期間が必要なわけ。OK?」

「うーん、つまりここで私が我慢しないとフェイたちが死ぬ?」

魔祁「YES」

「・・・むぅ」

仕方がない・・・よな
フェイたちが死んだら・・・考えたくもない

「・・・じゃあ三つ目。神の座をくれ」

魔祁「NO」

「なぜっ!?」

魔祁「無理に決まってるでしょうが。そうほいほい渡せるものか」

くそー

魔祁「ただし、正式に神の娘と名乗ることを許可する」

「へーい」

魔祁「気のない返事だな・・・」

「どうでもいーからねー・・・あ、そうだ。次の世界は?」

魔祁「黒子のバスケ」

「・・・マジで?え、戦えないの?」

魔祁「キミも休息しなさい!」

蹴られた
落とされた

「このやろー!!」

魔祁「はっはっは!中学校は帝光学園でいいからねー!」

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