酒臭いジジイ ページ28
ｶｶｼ「目標との距離は？」
里内のとある森
静寂に包まれた中で交わされる無線での会話
ﾅﾙﾄ「5m！いつでも行けるってばよ！」
ｻｽｹ「俺もいいぜ」
ｻｸﾗ「私も！」
ｶｶｼ「...
あれ、カルナ？...あれ？聞いてる？」
ｻｸﾗ「もしかして寝てるんじy「z...z...zzz...」」
サクラの予想は当たり
カルナのマイクからは僅かに寝息が聞こえてくる
ﾅﾙﾄ「こんな時にまで寝るなってばよ馬k「あ、ちょっと！！！」」
カルナと一番近い距離に居たナルトが
カルナを揺さぶり起こすが
その時の声が大きかったらしく
今回のターゲットである、トラ(猫)が逃げ出した
ｻｸﾗ「馬鹿はアンタよ！もう、何してくれてんの！」
「あ、そっち逃げた」
ﾅﾙﾄ「！！
っ捕まえたってばyｲﾃﾃｯ！」
・
カルナside
〈ニャ"ｧｧｧｧｱ"""！！！〉
「...可哀想。」
無事発見し、捕まえたトラを
依頼主である飼い主のマダムまで引渡した私達
〈あぁ！私の可愛いトラちゃん！死ぬ程心配したのよ〜〉
今回の任務は
"脱走したトラを見つけ出し飼い主の元まで無事届ける"というものだ
必死に悲痛な鳴き声を上げるトラには悪いが、マダムの胸にきちんと収まり
大人しく帰ってもらおう。←
「続いての任務は────」と火影のジジイが切り出すと
ナルトが「もっとすげぇ任務がやりたい」と駄々をこね始めた
...確かにナルトの言う事に一理ある
私達も下忍になって暫く経った
いつまでもDランクなどという最低位の任務ばかりしていては実戦どころか、腕が訛るだけだ
猿「お前がそこまで言うならCランク任務をやってもらおう
...入ってきてもらえますかな」
ナルトの押しに折れたジジイが戸の向こう側にそう言うと
酒臭いジジイが入ってきた
ﾀｽﾞﾅ「なんだｧ？
超ガキばっかじゃねーか
...特にその二番目にチビの超アホ面、お前本当に忍者かｧ！？」
サスケ＞サクラ＞ナルト＞カルナ
ﾅﾙﾄ「...ぶっ殺すｯｯﾂ！！！」
この後一旦家に戻り数日分の荷物を手に
里の門へ集合した
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作者名：星音 | 作成日時：2019年2月8日 21時
