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昼休憩に隠された課題 ページ27

カカシ「あぁそうだ。四人で来れば鈴、取れたかもな」


サクラが反論する


サクラ「二つしかないんだからそんなの、チームワークどころか仲間割れy「当たり前だッ」」


カカシ「これはわざと仲間割れするよう仕組んだ試験だ

カルナ、確かにお前の言った「実力を見る」と言う目的も間違ってはいない

だが、この状況下で
自分の利害に関係無くチームワークを優先するのが今回最大の目的だった


それなのにお前らときたら...

サクラ、お前は目の前のナルトではなく、何処にいるかも分からないサスケのことばかり!!

ナルト、お前は一人独走するだけ!!

サスケ、お前は三人を足でまといだ、と決めつけ個人プレイ!!

カルナ、お前は敵の俺が近くに居るというのに呑気に昼寝!もっと身の危険を感じろ!!」






四人は自分の行動を振り返り俯く



カカシ「お前らに最後のチャンスをやる

挑戦したい奴だけ弁当を食え、但し


ナルトには食わせるな」



ナルト「えェ!?」



カカシ「ルール破って一人昼飯食おうとした罰だ
もしコイツに食わせた奴がいたら、


ソイツをその時点で試験失格にする


ここでは俺がルールだ。

分かったな」






四人に釘を刺しカカシは消えた






ナルト「ヘッ!俺ってば飯なんか食わなくたって平気だってばy(ギュルギュルギュルーッ」





意地を張るナルトだが
腹は正直である

盛大に腹の虫が鳴った




サスケ「...ほらよ」

サクラ「ッ!サスケ君!さっき先生g「ん、」ちょっと、カルナも!!」


サスケ「大丈夫だ、今アイツの気配はない
昼からは四人で鈴を取りに行く」

サクラ「サスケ君...」

「私、おにぎり持参してるし。」←



サクラ「...(アンタはなんでこんな日にまで持参してるのよ(呆))

ッ、私も!」


ナルト「!サクラちゃん!!



...皆、ありがとう!!!」







このやり取りをカカシは影で見ていた








ボンッ




カカシ「お前らァ!!!

ごーかーく♡」




突然のカカシの登場に構えた四人だったが

その後の一言で拍子抜けした





カカシ「忍者は裏の裏を読むべし

忍の世界でルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる
けどな!

仲間を大事にしない奴はそれ以上のクズだ


これにて演習終わり、全員合格!!

第七班は明日より任務開始だァ!」





無事めでたく忍者になることを許された四人は

ようやく

立派な忍びになる為の一歩を踏み出したのだった────

酒臭いジジイ→←チームワーク



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作者名:星音 | 作成日時:2019年2月8日 21時

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