13day ページ14
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『やぁ零!
よぉ零!
おはよう朔間零!』
「うわっ、寝起きでAがいるとか最悪じゃ」
軽音部部室。棺桶揺すってたら朔間零起きたよ。あぁ、微妙に怒ってるごめんなさい
『うん、老けたね零!昔は一緒に二階から飛び降りたりしてたよねぇ』
「…その頃の話はもういいじゃろ?』
わんこが後ろから叫ぶ。
「起きたか吸血鬼ヤロー!このキチガイ女がさっきからうるせぇんだよ!」
『なんだキチガイ女ってオラァ!間違えてねぇけど!決して間違ってはいないけど!』
「わんこ、そのぐらいにしておけ。Aは昔凶暴だったからのう…♫」
『凶暴て!あれは若い頃の盛りってやつだよ多分!』
画面の前のみなさん、わからないと思うから説明しよう。
…私もともとめっちゃ零に喧嘩ふっかけてました()
まぁその話はまたするとして。
「今日はどうしたんじゃ?」
『お話ししに来ただけじゃ』
わんこがまたキチガイ、と呟く。決して間違ってはいないけど!!?
「…話とは」
『まぁまぁそんな警戒せずー!
謝りに、あと間違いを正しに来ただけっすよー!』
一気にその場がシーンとなる。うん、あのひなたくんとか来てぶち壊してくれよこの雰囲気。
なんかやばいこと言ったみたいで辛いよ。
『この間夏目ちゃんと会ったんだけどね、勘違いしてるみたいだから、言いに来た。
私が死ぬのは五奇人のせいでも、もちろん零のせいでもないからうじうじしてんじゃねーぞ』
零がハッとした顔になる。
「………A」
零が私に向かって手招きをする。
「おい吸血鬼ヤロー、練習が…」
「___わんこ、羽風くんを探しておれ。練習はそれからじゃ」
わんこは舌打ちをして軽音部部室から出て行く。それと同時に手招きをされて零に近づく。
『っおうふ』
「A」
引き寄せられたと思ったら腕の中にいた。こういうの少女漫画でしか見たことない。
『うわぁ!!何!??零!?!?おい!?』
「黙れ」
いつもより低い声、昔に戻ったみたいな口調で、びくっと肩を鳴らす。
声が出なくなる魔法にかかったみたいだ。
「…なんか俺だけ悩んでたみたいで悔しーんだよ
Aはずっと変わってねぇのに」
昔の口調で、耳元で囁いた。
『少なくとも私は今の零のほうが好きかもしれないかもしれない』
「…そうかの?」
『それそれ』
「のう、A」
『なんだい?』
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「____我輩にもう一度、チャンスをくれるかのう?」
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リオ - ワカメさんはアウトですよwww (2021年11月23日 0時) (レス) @page48 id: d2c6939725 (このIDを非表示/違反報告)
クリスティ38(プロフ) - なんか、ふざけすぎなかまってちゃんですね。 (2020年1月25日 19時) (レス) id: eb0de2c665 (このIDを非表示/違反報告)
伊達 光秀 - あの…夢主ちゃんって、馬鹿なんですか?←普通、男5人の所に一人で行きませんよね?私だったら行きませんよ。あの、鬼龍さんとかママとかそこら辺連れてボコりに行けば良かったんじゃないですかね…。 (2020年1月14日 23時) (レス) id: f7e36ec018 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - 予鈴が日々樹渉のところで吹いたw (2019年9月2日 2時) (レス) id: cb74d323d1 (このIDを非表示/違反報告)
ねむい(プロフ) - mooncatさん» ありがとうございます!!!嬉しいです!!はすみんに怒られたい(M発言)使わせていただきます!!!これからもよろしくお願いします。 (2017年9月10日 15時) (レス) id: f7d54c694c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねむい | 作者ホームページ:
作成日時:2017年8月20日 23時