元公安がトリップしたら。 (ページ29)

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ｯ!!それはずるい…

ていうか、今思ったんだけどさ、俺中2じゃん？バイト出来ねーじゃん。←遅くね?!

えーじゃあ、金稼ぐにはアイドルするしかないのか…？

「私たちが全力でサポートします!!それに、ユニットでデビューするかもしれませんし!!」

ユニットか…なんだろ別にアイドルやってもいいかな～って思ってしまう…。

安室さんもこう言ってるし、、

やってみようかな…

『…やります』

そう言うと彼女はとても嬉しそうに笑い、

「ありがとうございます!!じゃあ名刺渡しておくので、明日10時にこの場所まで来て下さい!!」

そう言い、彼女は帰っていった。

あー、言っちゃった。俺本当にアイドルになるんだ…。

柄にもなく不安だなとか思ってしまう。

すると、安室さんはニコッと笑い、

安室「スマホ、買いに行きましょう？」

そう言った。えっスマホ?!

『でも、お金を稼いでないですし…』

買えないしな～…スマホないって不便。

そう思っていると安室さんは何言ってるんですかという顔をして、

安室「僕が買いますよ。」

何当たり前のこと言ってるんですかという目で見られる。

えっ、いやいやいやいやいや

『悪いです!!』

スマホとか高いし!!ダメダメ!!

安室「でも連絡がとれなかったら何かと不便になると思います。だから買いましょう!!」

と言われて、それから

安室「あっ、セロリを買うか、スマホを買うかどっちが良いですか？」

となんか訳の分からない2択問題を出された。

いや、差がありすぎだろ。

安室さんは相変わらずニヤニヤと悪い顔をして俺を見下げている。

あっ見下げてるのは俺が背小さいからっす。

牛乳飲も。ってそんな話じゃない!!

ここは譲るしかないのか、、

『スマホです…でも稼いだら絶対返しますから!!』

そう言うと安室さんは嬉しそうに笑い、

安室「じゃあ買いに行きましょう!!」

と、エプロンを脱ぎながら言った。

えっもう終わり？安室さん以外人居ないけどいいのか…？

俺が疑問に思っていると、

安室「昼から梓さんが来るので僕のシフトはこの時間で終わりです。」

と言った。あー、午前だけだった訳ね。

『そうなんですね。』

そう言って、準備を終えた安室さんと一緒にポアロを出た。