二十二巻 ページ26
カカシ｢当たり前だ！これはわざと仲間割れするよう仕組んだ試験だ」
足りなかったものはチームワークだった
ただのチームワークじゃない
自分の将来に関わっていたとしても
仲間と協力出来る精神と信頼
明らかに私達に不足しているものだった
カカシ｢チームワークを優先できる者を選抜するのが目的だった。それなのにお前らときたら…………サクラ…お前は目の前のナルトじゃなくどこにいるかも分からないサスケのことばかり。ナルト！お前は一人で独走するだけ。サスケ！お前は3人を足手まといだと決めつけ個人プレイ。そしてA…お前はこの試験の意図に半分気づいていながら中途半端に諦め、サスケ以外の2人を過小評価」
思わず息を飲んだ
一族のせいだと言えばそうかもしれないが
自分の気分屋なところや薄情で考えが極端な
ところ…
分かっていても、直らない
そこを突かれる予想はしていたけど
まさかド直球に言われるとは思わなかった
カカシ｢任務は班で行う！たしかに忍者にとって卓越した個人技能は必要だ。が、それ以上に重要視されるのは"チームワーク"。チームワークを乱す個人プレイは仲間を危機に落し入れ殺すことになる……例えばだ……」
『？』
忍具に手をかけるカカシ
それを不思議に見つめていると…
カカシ｢サクラ！ナルトを殺せ、さもないとサスケが死ぬぞ」
『！？』
サクラ｢！！」
ナルト｢え！！？」
サスケくんにクナイを突きつけ
ナルトを殺すように促した
まぁ、ただの冗談だったのだが…
サスケくんの上からどいたカカシは
奥へ進んでいった
カカシ｢これを見ろ。この石に刻んである無数の名前、これは全て里で英雄と呼ばれている忍者たちだ」
確かにたくさんの名前が刻まれていた
きっと下に書かれているものほど最新の
英雄ということだろう
大して目は良くないがほんの気持ち程度に
名前を目に通していく
どれも知らない人達で
本当に英雄と呼ばれているのか疑った
それほどまでにまるで知らない名前だった
ただ一つだけ、よく知った名前があった
下から2列目の最後まで通したところで
全身の毛が逆だったのが分かった
あるはずのない
兄、瓦屋コウの名前が刻まれていたのだ
.
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絵描きさん(プロフ) - kyokapi23さん» ありがとうございます！！中高一貫でも中学受験で大変だったはずです。お疲れ様でした。小説はまだまだ続きます！受験終わったのでどんどん更新しようと思います！ (2018年1月18日 20時) (
レス) id: 2c9b4e9ca8 (このIDを非表示/違反報告)
kyokapi23(プロフ) - 受験合格おめでとうございます！！私自身、中高一貫生なので受験してないんですけど、やっぱりきついですよね。この話大好きなんで、これから楽しみしてます！受験お疲れ様でした！ (2018年1月18日 20時) (レス) id: aba9acb70a (このIDを非表示/違反報告)
くるぴぃ(プロフ) - 絵描きさんさん» お忙しい中コメレスありがとうございます(*´-`)後悔しないよう頑張りましょう！ (2017年12月27日 0時) (レス) id: 4ec61bd823 (このIDを非表示/違反報告)
絵描きさん(プロフ) - くるぴぃさん» コメントありがとうございます！受験大変ですよね…。進路を決めるのは大分悩みましたけど自分にあった学校を見つけられたので、くるぴぃさんもきっと大丈夫です！お互い合格出来るよう頑張りましょう！ (2017年12月26日 10時) (レス) id: 2c9b4e9ca8 (このIDを非表示/違反報告)
くるぴぃ(プロフ) - 私も受験生です…辛いですがお互い頑張りましょう！都内入試大変ですよね！私もいまだに進路決めかねてます笑笑 (2017年12月26日 1時) (レス) id: 4ec61bd823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵描きさん
| 作成日時：2017年10月11日 19時
