会って初日にプロポーズされました［跡部景吾］ (ページ48)

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プロポーズされました 46 ページ48

この問題をすっかり忘れてた。

変な時期に転入してきてその上暴れて学校の備品を壊す変人。

それが私らしい…

まぁ、別にいいんだけどね…

人の言葉なんかもう信じないよ。

だからへっちゃら。

跡部さんが私を信じてくれればきっと大丈夫だから。

教室に入った瞬間に感じた視線。

それは女子達の視線。

どんだけ跡部さんのこと好きなのさ…

跡部さんにはもう送らなくていいって言ってある。

心配そうにしてた跡部さんを思い出して笑いそうになる。

美「……調子に乗るのもいい加減にしなさいよ」

私と通り過ぎるときにボソッと彼女が呟いた。

A「あー、はいはい」

テキトーに返事をして席に着く。

席に着くとちょたが私のところまで来てくれた。

長「Aちゃん大丈夫だった？」

A「おはよ、どうした？」

長「いや、窓ガラス割ったって噂が流れてたんだけど誤解だったんでしょ？」

ちょたは本当に優しい。

A「あぁ、そのことね。大丈夫だよ！」

長「よかった…」

A「心配しなくて良かったのに…」

長「友達の心配はするよ」

照れて頭をかくちょたを見て心が温かくなった。