プロポーズされました 47 ページ49
先「Open the textbook(教科書開け)」
ここの学校は単位免除にならないからちゃんと授業受けないといけないね…
これからはちゃんと眠れそうだから大丈夫だしね。
先「堀、私は家族が大切だと知っています。を英文にしてみろ」
堀「え、あ…はい。」
先生が堀って人のことを見ながら笑ってる。
他の生徒も数名笑ってる。
他の人達はちょた以外下を向いている。
あぁ、イジメか。
ちょたは鈍いから気づいてないの…？
それともちょたも……
堀「I know…えっと……」
先「こんなのも出来ないのか…お前は本当に高校生なのか？」
生徒1「脳みそ入ってないんじゃいでしょうか」
先「あり得るな！」
イジメって何が楽しいのかな……
どうして誰も助けないの？
A「I know that a family is important.(私は家族が大切だと知っています)」
先「………誰もお前に聞いてないぞ」
A「Oh! I'm sorry(え！すいません)」
いじめはあの子を思い出す。
A「Is this bullying?(これってイジメだよね？)」
先生は少し焦った顔で私を見る。
先「This is education！(これは教育だ！)」
A「先生って馬鹿なの？」
教室の中が少しうるさくなる。
全員が私に注目している。
先「先生に向かってその口の利き方はなんだ」
A「先生とは思えませんけど？」
美「貴女なんて失礼なの！？」
A「ちょっと黙って」
私がニッコリ微笑むと彼女は顔を引きつらせて黙る。
昔の私の顔。
冷たくて有無を言わさない冷酷な笑顔。
A「先生って呼ぶ価値もないね」
先「ふざけるな！」
A「いっつもこんなことしてんの？恥ずかしいね…駄目な大人」
先「もういい！お前のクラスの授業は教えない！」
そう言って先生は教室から出て行った。
負け犬の遠吠え…？
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作者名：翼 | 作成日時：2016年1月2日 22時
