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10 ~虹村side~ ページ13

虹村side

Aを送ってから、
ずっと昔のことを考えていた。

マジで若かったなぁ。

中学生になって喧嘩ばっかやってた。

ずっと誰かを傷つけて。
なんにも満たされない日々が続いた。

中一の秋。

喧嘩に巻き込まれかけた白金監督を助けた。

それからバスケに誘われて
A達に出会った。

そっからはマジであっという間だったなあ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

関「お前、虹村だろ?」

虹「あ?そうだけど」

久「行こうぜ、部活」

最初に話したのは関口と久保田。

とりあえず動ける格好になって、
体育館に連れて来られた。

貴「おーい関口〜って…わっ!」

関「この前真田コーチが言ってた虹村連れてきた、そんでこいつが古川A。マネージャー。」

そう言って紹介されたのは小柄な女子。

貴「そうなんだ、よろしくね」

虹「っス」

貴「じゃあ虹村くんのことコーチに伝えてくるね」

久「虹村も行っといたら?」

貴「じゃあ、一緒に行こっか」

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作者名:夢莉 | 作成日時:2019年8月14日 16時

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