青色の貴方と。【カラ松】 (ページ12)

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第１０話ページ12

「カ、カラ松く………｣

『………っ、！…』

どうして、こんな事にーーー。

時は遡り１時間前。

『なぁ、王様ゲームしよーぜ！』

おそ松君が暇に耐えかねたのか、発案した。

私は勿論暇だったので

「いいよ！やろやろ！！｣

皆も『えぇ…？』とか言いつつも参加してくれた。やっぱり大勢の方がイイよね！

割り箸をみんなに配り、王様は……。

『……俺？』

一松君だった。

正直怖かった。だって、闇が深いし、何をしでかすか分からない奥の深さ。

命令は…

『…２番と５番、抱き合う。んで、大好きって言い合う……かな？ヒヒっ』

『げぇーー！？俺じゃあん！』

５番はおそ松さん。

『…もう死にたい』

２番はトド松君。

これまたいい感じになるかも知れない。

大好きー！なんて叫びあって二人ともヤケ糞になっていた。

…もし、私とカラ松君だったら……。

ハッ！やめろ自分！抑えが効かなくなる！

よし、集中集中…………！

次の王様は……

『僕だー！何にしよーかなー！』

何を出されるかわからない怖さ。

爆弾投下もあるかも知れない。

『１番と３番！腕相撲してー！』

『フッ…俺か』

１番はカラ松君。

『はぁ！？僕！？』

３番はチョロ松君。

どっちが勝つのかな！！

スタートの合図をおそ松君が出すと、チョロ松君はうおぉと唸りながら本気を出していた。

それに対しカラ松君は。

真顔で腕が１ミリも動いていない。

それどころか力入れてんの！？って感じだった。その数秒後、チョロ松君は瞬殺された。

か、カッコイイ……！！

あ、やばいスイッチ入っちゃう。

集中集中……！！

王様は……？

『おっしゃぁぁ！俺だァ！』

げっ！！１番危ないヤツ……。

『５番が、１番に～…床ドン！！』

えっちょっと待って何でここで床ドン？
意味わからん何でおいコラどういう事じゃい。

何でこんなにキレてるかというと…。

私が一番だからだ。

じゃあ、５番は………。

『また俺か？』

……っカ、カラ松君！？