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◎13 ページ14

「……俺死ぬんすかねー」

「死ぬんじゃ無いの、私に聞くなし」


私は何故だか黄瀬とゲームをしていた。
いやうん、面白そうなゲームだったし、誘われたら断れないしね


「アンタ、人狼の俺と良くゲームしようとか思ったっすよねー神経疑うっす」

「だって今人狼とか関係ないし、自由時間って何か楽しんだもん勝ちって感じじゃんよ」


そう言いつつも私はテレビ画面から一向に目を話さずに適当に黄瀬に言葉を返す。
黄瀬もまた私同様、私の方なんてこれっぽっちも見ずにゲームをしている。


「……そーっすね、あーあ、死にたくねえなあっと!よっしゃ、俺の勝ち……って、ええええ!?そりゃあ、ずるいっすよ!」

「ゲームは仕掛けたもん勝ち」


黄瀬の死にたくねえなって言葉を無視して私は黄瀬に止めを刺す(勿論ゲームでな)
止めを刺したのは黄瀬ともう少し話がしたかったから。
止めを刺したら負けず嫌いの黄瀬ならまた勝負を挑むって知ってたから


「……つか、俺といたら人狼だと思われちゃうっすよ」

「私を殺したらきっと市民側は負けるけどね」

「……はぁ?」


馬鹿にしたような顔を一瞬だけ私に向けると黄瀬はすぐにゲーム画面に視線を戻した。
何か言いた気な顔だったけど、んなもん面倒くさいからツッコんだりはしない。


「アンタは今日死ぬけど、後は私に任せなよ。私が最後まで残ったらアンタやさつきを生き返らせるってお願いをするから」

「ははっ、……馬鹿っすね、死人は生きかえんねえっすよ」

「どうだかね、無理かもだけど頼む価値位はあるでしょ?やるのはタダだよ」


黄瀬は今日初めて本当の笑顔を見せた。
今日初めてどころか、笑顔を向けられたのも初めてかもしれない。
私と黄瀬は仲が良いとは言えない仲だったしね


「……ほら、もう昼になったっすよー。座ろっか、中務」

「何泣いてんだよ、バーカ」

「泣いて、…なんかっ、ねーし!!」


黄瀬は涙を服の袖で拭って、ドカッと席に座った。
何だよ、このゲーム。
芽生えた友情もあっけなく散るじゃんよ

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フラン(プロフ) - 愛花さん» 読者のクセしてって……文句じゃなくてアドバイスと受け取れば良いじゃないですか……後、読者じゃないと、文句や感想は言え無い気がします (2018年6月12日 1時) (レス) id: 0b24153201 (このIDを非表示/違反報告)
愛花(プロフ) - 汐里さん» いいよ、別に返さなくて。つか、時間の無駄じゃん? (2015年3月31日 23時) (レス) id: 440c5300df (このIDを非表示/違反報告)
汐里(プロフ) - 愛花さん» お疲れって言っても結構前に完結してんだけどねwwてか下のコメントくれた人にそもそも私が気付いてなかったわ。面目無いっすわ、もうだいぶ経ってるけどコメント返したほうがいいかな?つかおまっwwクソとかいうなw (2015年3月31日 23時) (レス) id: 499572e2f5 (このIDを非表示/違反報告)
愛花(プロフ) - 良作だった!お疲れ!!下に読者のクセして文句言ってる奴いるけど、全然気にしなくて良いと思うよん、つかンな事書かなくても良くね?的なwwクソすぎw (2015年3月31日 22時) (レス) id: 440c5300df (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 妖狐くらい出せよww (2015年2月28日 21時) (レス) id: 602b9e4d17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:汐里 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/  
作成日時:2014年9月21日 14時

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