【NARUTO】記憶の欠片は夢を漂う【男主】 (ページ7)

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暁の憂鬱ページ7

木ノ葉隠れの里の国境付近に、小屋が存在する。元々は応急処置の為にAが維持していたが、それは昔の話。

今は精々、薬品の試作と巻物が散らばっているくらいだ

そんななか、暁の装束を身につけた男二人が知ってか知らずか…誰もいない小屋のなか休息をとっていた

「…にしても、不思議な場所ですねぇ。気のせいか、疲労まで治ってきたような気がしますよ」

肩を回し、お茶を啜った男は干柿鬼鮫。鮫肌をもち尾のない尾獣と呼ばれる程の圧倒的なチャクラを所持する忍びだ。

その相方の話を聞いてか聞かずか、モグモグと団子を頬張る男はうちはイタチ。

何故、こんな危険なコンビが優雅にのんびりしているかといえば表向きは、先の戦いでチャクラを使いすぎたイタチの傷癒しらしい。…表向きは←

「イタチさん、糖分を摂るのは構いませんが、少し食べすぎじゃありませんか？」

「ほーか？」

「…口に入れすぎです。」