お母さんが忍になる話【鳴門】 (ページ6)

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笑顔で誤魔化さないで下さいよ。
場合によっては……貴方の事を……
そりゃあ、苦無も構えますよ。
Aさんの情報漏洩は任務に支障がでますから。
え……?
そんな事を言ったら、私の話は何も聞けない?
……まぁ、そうですね。
ふむ……
ならば話を更に端折る事になりますかね。
え?それは困る?
…………では、今日聞いた事は決して誰にも話したりしないで下さいね?
あ、これフリじゃないですから。
話したら……ね?

さあ、話を戻しますよ。

中忍試験でAさんは、運命的な出会いを果たします。
それも一つではなく、複数です。
それまでは先程と変わらない戯れがあったそうですよ。

「オレ達は相当修行したからな…お前らにゃ負けねーぜ」
「うっせーてばよ!!サスケなら兎も角オレがお前ら何かに負けるか!!」
「ご…ごめんナルト君…そんなつもりでキバ君も言ったんじゃ…」

そうです。
ヒナタさんです。
ヒナタさんも、今と昔では性格が相当異なってます。
私もヒナタさんにはお世話になっていましたので、今のヒナタさんの姿しか想像できないんですけどね。
ええ、お世話になってい″た″ですよ。
小さな頃の話です。

「フン…えらく余裕だなキバ」
あ「お前もな、サスケちゃん」
「あの程度の忍術技能でお前がアカデミーを卒業できた事が驚きだな、A」
あ「あ～?忍術なんかなくったってぶっとばしてやっから覚悟しとけや、サスケちゃんよ～」
「やめろ、A。誰彼構わず喧嘩を売るのは賢明ではない。なぜなら」
あ「だぁッ!もう、うっせー!!」

サスケさん?
その頃にはいのさんに……いのじんくんのお母さんに絡まれていたそうです。
サスケさんやいのさんとは大した交流はないです。
なので…よくわかりませんね。

……なんやかんや言いながら、当時の皆さんは仲が良かったのでは?
今でも交流あるようですし……
Aさんがどうかは知りません。
仲が良くない相手は知ってますけど……

私がお世話になっていた方々とも今では交流ありませんし……
あ、でも……あの人とは今でも…………
いえ、何でもありません。

そうでした、そうでした。
ここで、とある人物がAさん達に声をかけたそうです。
それはーーー……