第二十二話「一番酷い」 ページ23
神尾先輩 杏先輩見て鼻血出してたなぁ…他の連中もあの三人の格好見て何か顔真っ赤にして動揺してる人多かったし
「いやー…もう私参っちゃったよ」
お風呂から出た後 すぐテニス部の連中と出会し色々騒がしかった。
でも今はその騒がしさも何一つ無い
一人で落ち着ける場所に来たかった私は外へと出て丁度良い位置に配置してあるベンチにへと腰掛けた
騒いでる途中抜け出してきた。
「んん、しかし やっぱこうやって一人でゆっくりする方が楽ですなぁ…」
余計な奴等も居ないことだしね
『何やAちゃん、此処に居ったん？』
って安心しきった所で来るやつう〜！
しかも忍足先輩かよ
私は右手を下に向けて しっ、しっと手を振り払い何処かに行け合図をする
忍足「酷いわぁ…先輩に向かってその態度」
「先輩に対する私からの愛のムチです」
忍足「こんな酷い愛のムチ要らんわ」
「それは残念」
忍足「所で、隣 座ってもええ？」
「私の隣に座って良いのはレオナ○ド・ディカプリオ様だけです」
でもまあ特別に良いでしょう
「どうぞ」と言い、私の隣に忍足先輩が座る
ギュッ ギュッ
ん？何か距離感近くない？？
忍足「…」
「…」
私めいいっぱい端によってるんだけど
忍足先輩が凄い詰めてくるんだよ
だからめっちゃ身体密着してる
「ちょっと、離れてくれません？」
忍足「ん？」
「狭いんで少しそっちにズレてくれません？」
忍足「ああ、ごめん」
少し離れてくれたはいいものの、何その不服そうな顔
私が忍足先輩に嫌な事したみたいなそんな雰囲気醸し出すの止めて頂きたい。
あの…
「忍足先…」
忍足「Aちゃんは あの女の子三人みたいな格好やらへんの？」
「…」
急に何を言い出すかと思ったらそんな事ですか
「やりませんよ、第一 私なんかがあんな露出の出た可愛い服なんて似合いませんし 周りから笑われてボロクソ言われるのがオチですよ」
自分で言ってて辛い
忍足「まあ確かにAちゃんは普通の人より少し見た目は劣ってるし、性格も口も悪いし、人を見下す癖がある凄い人やから あんな可愛い格好したら似合わへんっていう否定的意見が出てくるかもしれんけど
俺は全然似合うと思うで」
「真顔でよく言えますね」
多分この人が一番酷い
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Le-ca(プロフ) - 凄く面白いし、読んでて楽しいです。続きも楽しみなので更新頑張って下さい。 (2019年11月1日 22時) (
レス) id: 0ae78945e9 (このIDを非表示/違反報告)
みかんですねん(プロフ) - チーズミントさん» これからも頑張ってください！応援してます (2019年10月30日 1時) (レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
チーズミント(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます！はい！これからも頑張っていきますので宜しく御願いします！ (2019年7月29日 16時) (レス) id: 2d08cfdfb9 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^ずっと笑ってました^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年7月17日 11時) (レス) id: 76d368eb20 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 楽しみにしています! (2019年7月10日 0時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チーズミント | 作成日時：2018年7月1日 18時
