【あんスタ】あのキャラに成り代わってあのキャラに恋をする。

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「一瞬過ぎてよく分からないっす。だから、もっかいだけお願いします」

「流行りに乗るのも程々にしてくださいね、閣下?」

「冗談ですよ、“我が愛しき姫君”?」

ファンを差し置いて恋しちゃったのは、全部キミのせい

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【！リクエスト募集中！】

恋愛するキャラ←→成り代わるキャラ

❥月永レオ→朱桜司(俺だけのお姫様)
❥椎名ニキ→天城燐音(初めてのキス)
❥七種茨→乱凪砂(人気のゲーム)
❥巴日和→漣ジュン(ゾクゾク感)
❥仁兎なずな→影片みか(知らない表情)

5種類の結果パターン

英智「今日は誰だろうね？」 - 2024年5月11日

、椎名ニキ落ち
、天城燐音成り代わり
題名【初めてのキス】
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「ニキきゅーん！そろそろオレっちとキスしようぜ♪」

「絶対、だめっす」

「なんだだよー！」

燐音くん……では無くYOUちゃんと正式にお付き合いしてから約2年が経つ。

彼女とはアイドルになる前からの付き合いで、お互いにお互いの事を知り尽くしてはいると思う。

だからYOUちゃんの悪い所も良い所、全部知ってて、大好きで付き合ったんすけど……実はそれが、僕自身結構ストレスで……

「なんで駄目なんだよニキ～」

「っだめなものは駄目なんすよ！」

「だからなんで？」

不機嫌そうな顔で首を傾げる彼女のほんの些細な仕草ですら、頭がクラクラしてくる。

最近、彼女を見てるとお腹が空いてくる。

さすがの僕でもそれが『何なのか』理由はハッキリしていた。

ようは僕も、立派な男の子って事っすよねぇ……

「……オレの事、嫌いになっちまったのか？」

「そ、それは無いっす！！絶対にありえないっすから！！」

「キャハ♪あり得ないんだ～？？」

「うっ」

僕と距離を詰めながら嬉しそうに微笑むYOUちゃんに、ほんの一瞬だけ意識が飛びかける。

「ニキの癖にやせ我慢してんじゃねぇよ、食いたいなら食っちまえばいいのに」

「……っでも」

「あのなぁ、オレはニキに食べられたいの！初めては全部ニキがいいの！！だから早く受け取れよこのどーてーくん！！」

「ちょちょ！？近い！ちか────」

──────突然と聞こえた、小さなリップ音。

急すぎる展開に、思考がショート寸前になる。

次に瞬きをした後、今度は耳先までもが赤く染まっているYOUちゃんの姿に、『キスしたんだ』という実感が湧いてくる。

「ど、どう？」

「……一瞬過ぎてよく分からないっす。だから、もっかいだけお願いします」

「この、どーてー」

「う、煩い」

今度は味わって、じっくりと、YOUちゃんを感じなければ。

理性が壊れない程度に───────

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ニキ「すごく柔らかくていい匂いがしたんすけど、YOUちゃんって僕と同じ洗剤使ってますよね？……うーん、ちょっともう一回嗅いでもいいすか？」