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隣の県まで片道2時間掛けて車で行って今回の呪霊は少し狡猾で手こずってしまったけど、まぁそれでもいつもよりってだけで普通にしてみたら早い方だと思うよ。だって僕最強だし。それからまた2時間かけて高専に帰ってくるともう20時を回っていた。
さすがにAも帰ってるでしょ、と思いながら昼居た教員室に戻ってきた。
五「お疲れサマンサ!」
虎「お!五条せんせ!ひさしぶり!!」
僕が封印される前の1年と2年が勢揃いして教員室にいて、皆忙しいのにレアだなぁと思う。
Aのデスクを見ると棚に遮られて見えないけど
多分居ない。ちょっと安心しながら皆に声をかけた。
五「あれ、皆揃ってるんだね。元気してた〜?」
釘「シッ。」
Aのデスクの近くにいた野薔薇に言われた。
五「どうしたの?」
伏「今、Aさん寝てるので静かにしてください。」
五「え、まだ帰って無かったの?」
机に突っ伏して寝てる様でデスクにある棚が邪魔して見えなかった。
パ「でももうすぐ起きると思うぞ。いつも書類整理終わる頃に恵が居たら恵が眠剤入りの珈琲飲ませて休ませてるんだが、最近はそれに耐性がついたのか1時間ぐらいで起きるんだよ。」
伏「この人ここ1週間移動中の軽い仮眠だけでちゃんとベッドで寝てなかったのでとりあえず眠剤飲ませて五条先生が帰ってくるの待ってました。」
五「なるほどね。ありがとね、恵。」
昔のように頭を撫でると手をパシッと払われた。大人になったなぁと苦笑いしつつAを抱き抱えようと背後に回った。
五「ん?なにこれ。」
Aのデスクには昼飲んでた翼を授けるアレが新たに2本とウィダーの飲み残しがあって、PCの画面には明らかAの報告書じゃない報告書の編集画面。
五「高々2級呪霊如きにAが派遣されるわけないよね?」
とPCを指さしながら近くにいた皆を見た。
パ「あーぁ。バレた。俺知らねぇぞ。」
伏「バレた所で問題無くないですか?本人が黙ってろって言ってただけで。」
棘「話していいんじゃない?」
釘「………五条先生、Aの正面のデスクの子と会った?」
何やら話が読めないが今は居ないAの正面のデスクを見ると、ピンクのモコモコ系の物で飾られた如何にも女の子らしすぎるデスクが目に入った。所持品だけで誰のものか分かる。
五「あぁ、会ったよ。」
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華渚(プロフ) - もも汰さん» めっちゃ褒めてくれるじゃないですか!!ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!更新頑張ります! (2020年11月28日 8時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
もも汰(プロフ) - 最初から読んでいますがやっぱり面白いです……!!感動する所や笑える所、考えさせられる事がたくさんあるので最近はずっとこの小説読んでいます笑 続編でも更新頑張ってください! (2020年11月28日 7時) (レス) id: 4ac9f60d16 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - 鈴さん» 話の量多いですよね、私文章を纏める力がなくてダラダラ書いてしまうんです。ごめんなさい。全部読んで頂けて嬉しい限りです!更新頑張ります! (2020年11月25日 0時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - や、やっと、やっと追いついた!!今ようやく最新話です← ハマったの最近なんですが、もう読むの楽しいです!更新、ゆっくり待ってます。 (2020年11月24日 22時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - みんとさん» コメントありがとうございます!今からイチャイチャターンなのでいっぱいニヤニヤして貰えるように頑張ります! (2020年11月24日 3時) (レス) id: 18351af9b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華渚 | 作成日時:2020年11月18日 21時