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釘「その子、有栖川 海姫って言うんだけど、会ったことあるならまぁ分かるだろうけど、びっっっくりするぐらいぶりっ子なのよ。」
五「あ〜、」
この2週間でこの部屋に寄る度に居た女の子で金髪ツインテールでミニスカ胸元ガン空きの巨乳な女の子。お世辞にも可愛いと言える顔でも無く、メイクも濃いし全然僕のタイプじゃないけど野薔薇達の後輩だと言うから無下に扱う事も出来ず、会う度に絡められる腕と押し付けられる胸には気付かないフリをしていた。
釘「その子の教育係私なんだけど、報告書の誤字脱字と意味のわからない文章がいつまで経っても直らなくて、1回Aの前で強めに注意した事があったの。そしたらその子どうしたと思う?」
五「まさか、」
釘「そのまさか。泣いたのよ。大声出して。19にもなる女が。ぴえーんって。気持ち悪いったらありゃしない。」
虎「俺その時居たけど伏黒に泣き着きながら泣いてたな。」
伏「やめろ。思い出したくもない。」
五「えぇ…」
それはさすがの僕でもドン引き…と体を反らしているとコツコツと廊下から音がした。
真希「うわ、帰ってきた。」
釘「とりあえずまた後でLINEするから、今は知らないフリしてて!!」
ビシッと野薔薇に指を指されとりあえず頷いた。
海「ただいま戻りましたぁ〜」
ガラッと大きな音を立ててドアを開けてその子は入ってきた。その大きな音と靴の音ですやすや眠ってたAの目が覚めた。
『ん''、』
五「あ、おきた、おはよ。」
『え?悟?おはy「あ!!悟さん!」……、』
皆もAも一斉にめんどくせぇという顔。
「来てたんですかぁ?」
Aの机に置いていた手をいつの間にかこちらに来ていた海姫に取られて腕を絡ませられた。
そのまま容赦なくグイッと引っ張られて少しそちらによろけた。無下限で触れてないとはいえA以外の女にこういうことされるの凄く嫌だ。
皆と話してたのに腕を引っ張られて僕の視界には海姫の顔とAの背中しか見えない。
「この後海姫とご飯行きません?」
五「あ〜〜〜、」
なんて言って断ろっかなぁと考えているとふと、Aの背中が僕の方に向いた。要は恵の方を向いて話し出した。
『我アルコールを所望す。』
伏「ダメです。寝てください。」
『えー!!!なんでよ!!』
伏「寝不足だからですよ。」
『いじわるだ!!!』
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華渚(プロフ) - もも汰さん» めっちゃ褒めてくれるじゃないですか!!ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!更新頑張ります! (2020年11月28日 8時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
もも汰(プロフ) - 最初から読んでいますがやっぱり面白いです……!!感動する所や笑える所、考えさせられる事がたくさんあるので最近はずっとこの小説読んでいます笑 続編でも更新頑張ってください! (2020年11月28日 7時) (レス) id: 4ac9f60d16 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - 鈴さん» 話の量多いですよね、私文章を纏める力がなくてダラダラ書いてしまうんです。ごめんなさい。全部読んで頂けて嬉しい限りです!更新頑張ります! (2020年11月25日 0時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - や、やっと、やっと追いついた!!今ようやく最新話です← ハマったの最近なんですが、もう読むの楽しいです!更新、ゆっくり待ってます。 (2020年11月24日 22時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - みんとさん» コメントありがとうございます!今からイチャイチャターンなのでいっぱいニヤニヤして貰えるように頑張ります! (2020年11月24日 3時) (レス) id: 18351af9b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華渚 | 作成日時:2020年11月18日 21時