プロローグ ページ5
それは放課後、突然のことだった。
スバル「ねぇねぇみんな！校門のところに知らない女の子がいるんだけど誰かの知り合い〜？」
スバルの声を聞いてクラスのみんなが集まる。
真「本当だ！確かあれは聖フローラ中学の制服…どうして中学生がここに？」
アドニス「キョロキョロしているな…誰かを探しているのかもしれない」
颯馬「ん？こちらの視線に気づいたのか見つめているな…」
そんな時、カントリーマ○ムに夢中になっていたAが騒ぎに気づいた。
「なになに〜？」
北斗「いや、校門に見知らぬ女子中学生がいてな…」
夏目「…Aのお迎えみたいだけド？」
「えっ？」
雪弥「A姉〜！！！！！」
「まさか…この声は…」
正体に感づいたらしいAが窓から飛び降りる。ここは2階だが気にしない、結構な高さからすちゃっと綺麗に着地した。
「やっぱり雪弥だ〜！！！！どうしたの急に？」
雪弥「詩嶺姉が今日3人で放課後お買い物しようって！ちょうど近くにいたからA姉を呼びに来たんだよ〜」
「あれ？じゃあお姉ちゃんは？」
雪弥「詩嶺姉ならもうすぐ…」
夏目「急に飛び降りないでくれるかナ、ボク達の寿命が縮むかラ」
いつの間にか降りてきた夏目が呟く。
雪弥「あっめ〜くん久しぶりやっほやっほ！」
夏目「相変わらずだネ、雪弥。今日は仕事ないノ？」
雪弥「お休み！またしばらくゆっくり過ごせないからね、この買い物提案したの私なんだ」
薫「やっほ〜Aちゃん！今帰り？よかったら一緒に帰ろうよ。おいしいパンケーキ屋さんが駅前に出来たんだよね〜」
すこし後ろからいつものように薫が声をかけてくる。パンケーキ…！と思わず目を輝かせたがそれよりもお買い物だ。断ろうと口を開きかけた時、薫が雪弥の存在に気づいた。
薫「あれ？見慣れない顔だね。誰かの知り合い？かわいいね〜一緒にパンケーキ食べる？」
雪弥「えっと…」
詩嶺「うちの妹になにか用ですか男子高校生」
夏目「あ、詩嶺姉さんダ」
詩嶺「やっほい夏目！話は後で、このナンパ野郎誰か教えてくんない？」
A「羽風薫先輩です」
詩嶺「ありがとうA。さて羽風くん改めて聞こう、うちの妹になにか用ですか？」
薫「すみませんでした何もありません」
詩嶺の、態度は優しげなのにはかとなく感じるヤバいやつオーラに思わず薫が即謝罪する。
詩嶺「それなら良し。さぁ買い物に行こうか！」
これはこんな騒がしい三姉妹を綴った物語である。
ACT1.魔物と騎士とヒーローと愛なNight！ お仕事依頼編 (※アイナナはまだ出ません)→←コラボした、もしくはコラボする予定のジャンルまとめ＆注意
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：のんず。
作成日時：2018年7月29日 5時
