第５話 ページ9
カカシさんは紅さんと共に、急いで後ろに下がる。
カ「こっちが影分身だ」
紅「えっ？」
チュ ドガァーン！
紅さんの近くにいた影分身を爆発させた。
分身大爆破である。
ア「カカシ！紅！」
*****
ザァァァァ...
爆発の影響か、此処だけ雨が降っている。
カ「ハァ、ハァ...」
紅「カカシ？」
カ「気を抜くな。アイツは12歳で暗部の分隊長になった女だ」
アスマさんと紅さんが構える。
ア「ここまでの奴とはな」
カ「いや、アイツの力はまだまだこんなもんじゃない」
ノ「うちは一族ではない貴方が...写輪眼をそこまで使いこなすとは。しかし、貴方の体はその眼に合う、うちは一族の体ではない」
眼を閉じる。
ノ「うちはの一族が何故最強と謳われ、恐れられたか」
ビュゥゥゥゥ
ノ「写輪眼...血継限界の本当の力を見せてあげましょう」
眼を開ける。
カ「二人とも！奴の眼を見るな！」
アスマさんと紅さんは、目を閉じる。
カカシさんも写輪眼ではない、右目を閉じた。
カ「二人とも絶対に目を開けるな。今の奴と目が合ったら終わりだ」
ゴクッ
その言葉に、紅さんは唾を飲む。
カ「あれと殺り合えるのは、写輪眼を持つ者だけだ」
ノ「確かに写輪眼を持っていれば...多少の抵抗はこの万華鏡写輪眼に出来る。しかし...」
ノ「この特別な写輪眼の瞳術...幻術・月読は破れない。私を倒せるのは...同じ血継限界を持つ、写輪眼使いだけだ」
カ「イタチとサスケ...ッ！！」
＿＿月読の世界
カカシさんは十字架に張り付けられている。
その前に、私が刀を持っていた。
ノ「血継限界の無い貴方が...どれだけ耐えられるか」
チャキ
刀を構える。
グサッ！
カ「ぐっ！！」
刀でカカシさんの脇腹辺りを刺した。
グサッ
そして抜く。
カ「ぐあぁぁぁぁ！！」
*****
カカシさんは月読にはまり、これから72時間、私に刀を刺し続けられる幻術を体感している。
それも、現実世界での一瞬を。
カ「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ...」
バチャン！
あまりの苦痛に、カカシさんは膝と手を水の上に着いた。
紅「どうしたのカカシ？まだ目を閉じてろっていうの？」
カ「まだだ...まだ」
ア「何があった？奴が喋り終わった途端、急に倒れやがって」
カカシさんが体勢を直す。
鬼鮫が私の側に、瞬身の術で来る。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅暁武(プロフ) - コメントありがとうございます！頭をフル回転させて話を考えています。完結までよろしくお願いしますm(__)m (2018年1月18日 18時) (
レス) id: 0baae86048 (このIDを非表示/違反報告)
林檎飴(プロフ) - いい話過ぎて・・・涙がぁぁぁ！！頑張って下さいぃぃぃ〜・・・！ (2018年1月18日 18時) (レス) id: 61132168c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅暁武 | 作成日時：2017年9月24日 20時
