番外編 うちは姉弟 その肆 ページ23
＿＿姉弟の家
ガラガラガラ
ノ「ただいま」
イ「ただいま！」
ミ「あら、お帰りなさい？ノエル、イタチ」
ノ「うん。ただいま、母さん」
イ「ただいま、母さん！」
ミ「二人とも。手を洗ってきてちょうだい？」
ノ・イ「はい/うん！」
〜夜〜
＿＿お茶の間
ミ「イタチ！誕生日＿＿＿＿」
ミ・ノ「おめでとう！」
パン パン！
フ「...おめでとう」
イ「ありがとう！父さん、母さん、姉さん！(///∇///)」
ミ「イタチ。誕生日プレゼントは、後でノエルから貰ってね？」
イ「うん！」
その後、イタチは家族とケーキを食べました。
＿＿ノエルの部屋
トントン
ノ「？はい」
スー
イ「姉さん！」
ノ「イタチ！もしかして誕生日プレゼント？」
イ「(コクッ」
ノ「ちょっと待っててね？」
〜数分後〜
ノ「はい！これが私たち、家族からの誕生日プレゼントだよ！」
イタチに渡された物は＿＿＿＿
イ「姉さん...これって？」
ノ「イタチの誕生花...スイートピーがデザインされた御守りよ？」
赤いスイートピーがデザインされた、薄紫色の御守りだった。
ノ「イタチを守ってくれますように...って、私たち家族が願いを込めたの？」
イ「姉さん...ありがとう！僕、凄く嬉しい！」
ノ「本当？」
イ「うん！...それに＿＿＿」
ノ「？」
イ「この御守りを持っていれば、姉さんがいつも、側にいるように感じるから...」
イタチは、少し寂しそうな顔で言った。
ノ「イタチ...」
ギュ
イ「！姉さん...」
ノエルはイタチを抱き寄せた。
ノ「イタチ、そんな寂しそうな顔をしないで？姉さんまで、悲しくなっちゃうから...」
イ「姉さん...」
ノ「イタチ、たとえどんなに離れていても、側にいなくても、心は繋がっているよ」
イ「心は、繋がっている...？」
ノ「そうよ？イタチ...」
〜番外編終了〜
イタチは御守りを、今も大切に持っている。
イ「(姉さんは、あのとき何て言ったのか...覚えているのだろうか？)」
すると＿＿＿＿
カァー カァー
イ「！！(この烏は...)」
烏がイタチの肩に止まる。
イ「(姉さんの口寄せ烏！)」
イタチは、烏の脚に括り付けられた紙を取る。
ペラッ
その紙の内容を読む。
イ「！！っ...」
イタチの目から、涙が一筋流れた。
その紙に書かれていたのは＿＿＿＿
＿イタチへ
誕生日おめでとう。
ノエルより。
イ「姉さん、ありがとう...」
姉弟の心は、今も繋がっていた＿＿
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紅暁武(プロフ) - コメントありがとうございます！頭をフル回転させて話を考えています。完結までよろしくお願いしますm(__)m (2018年1月18日 18時) (
レス) id: 0baae86048 (このIDを非表示/違反報告)
林檎飴(プロフ) - いい話過ぎて・・・涙がぁぁぁ！！頑張って下さいぃぃぃ〜・・・！ (2018年1月18日 18時) (レス) id: 61132168c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅暁武 | 作成日時：2017年9月24日 20時
