【カゲプロ】欺く僕に君との誓いを【カノ】

気持ち カノside ページ26

ふう、やっと部活終わったよ









Aが言っていた通りアーチェリー部はハードだ。









現在20時30分









わーおとかなんとか言いながら僕は帰り支度をしていた









カ)なーんか、A今日ずっと友香ちゃんとこそこそしてるし...つまんないのー









僕はAに帰ろ！というとAは適当に返事をする









Aにとって僕ってなんなのかな。









僕は欺き続けたよ









機嫌良くなんかないのにいい振りしたよ。









僕うまく欺けてたかな









カ)にしても！Aはモテモテだね、部活の時でさえ知らない男子から差し入れとかもらっちゃってさー









戸)はー？修哉だってさそわれてたじゃない！！一緒にお弁当食べませんか？♡って！








カ)なーに嫉妬？
戸)きも




カ)ひどぉw








でもやっぱりAと一緒だと楽しい。
こんなしょーもない会話が落ち着く。









戸)ねぇ、修哉









カ)ん？






いきなり名前呼ぶからさ、何聞くのかなーって思ってたらその質問にびっくりしちゃったよね









戸)修哉ってさ、好きな人いたりとかしないの？









こんなこと聞かれるなんてね。
僕のこと気になってんのかな。
まさかね。









ここは本当のことを正直言うべきだろうか。
きっと今しかないよね、遠回しに伝えよう。









カ)僕の好きな人？んー、気になる人なら一人いるよ？









戸)へー









いきなり黙り込んだと思ったら









戸)修哉！！！！！！！！！！









Aはいつも僕を驚かせすぎw









カ)どうしたのさ、いきなりおっきい声出してw









戸)そ、その気になる人ってキドだったりする...？









カ)......。









やっぱりまだキドだと思ってたんだ。
僕ってそんなにわかりにくいのかな。
まだ勘違いされてるとはね









戸)やっぱりキドが好きなんだよね









Aの顔は今にも泣きそうだ。

なんでそんなに悲しい顔するの？

もうぼくわからないよ。



僕は...









カ)ちがうよ。









僕が好きなのは









Aだよ









こうやって言うしか、ないよね。









カ)僕、Aのこと好きなんだよ。









カ)僕と付き合ってください。









A、顔が真っ赤だ。きっと僕も。




なんでだろう、欺けないな

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