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11段目 ページ12

ソファの上に鞄を置いてため息を1つつく。
バッと後ろを振り返って徹を睨みつけた

「...なんであんな態度とったの」

及川「だって、Aだって俺が女の子と帰ってきたら嫉妬しないの?」

「…嫉妬してたの?」

そう言うとハッと気づいたように口を抑えた
そのまましゃがみこみ、顔を赤くする徹

及川「…しまった…」

「ねぇ、本当?本当に嫉妬してたの?」

及川「もう!!Aちゃんうるさい!!」

「ちゃん付けになってる!?
ね、本当にしてたの?」

及川「…してたよ」

ボソッと言った言葉にぼんっと顔を赤くする

及川「え…なんでAまで…」

「な、なんでだろ…あはは…」

及川「…A
ちょっとこっち来て」

しゃがみこんでる徹が手を伸ばして私を呼ぶ
私は言われたまま、徹の近くへ寄った

「なに?」

するとぐいっと手を引っ張られ、徹は私の腰に手を回し、そのままぎゅっと抱きついた

「へ、と、徹!?」

及川「ちょっと充電…」

ぎゅうっと抱きしめる力が強くなり、少し苦しくなる
ぽんぽんと頭を撫で、ふぅとため息をついた

及川「Aちゃぁん」

「なに、さっきから気持ち悪いな」

及川「酷くない!?
昔の俺だと思ってよ!」

「昔って、もう4年も前だよ?
てか、岩ちゃんに会いたいー!」

そういうとぱっと徹が抱きしめるのをやめる
そして私から離れていく

「え、なに」

及川「他の男の名前を出すAなんか興味ありません」

なんだこの面倒臭い男
なんでこんな人好きになったんだろ

「じゃあどんなAなら興味あるんですか」

及川「それは…」

「いい加減にしなさい
私だって徹以外の男性と話したりするわ」

少しキツく言いすぎたかな
そう思ってちらっと徹を見る

及川「Aの馬鹿」

「はぁ?」

及川「Aの馬鹿ぁぁあ!!!」

そう言って脱衣所へ走っていく徹

「(なんだアイツ、でっかい子供か、幼稚園児か!!)」

私はボスっとソファを1回殴った

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紗凪(プロフ) - 晴さん» 晴さん!!もう1年経ったんですか...!早い!いつもコメント本当ありがとうございます!読んでくれてありがとうございます!更新頑張ります! (2017年11月14日 0時) (レス) id: f6db93cbe7 (このIDを非表示/違反報告)
- このシリーズ読みはじめて1年以上は経ちましたな(-∀-´)占ツク開くことめったに無くなったけどコレだけは読み続けてます(^^)更新ファイトです!! (2017年11月13日 17時) (レス) id: c7636460b9 (このIDを非表示/違反報告)
紗凪(プロフ) - アニメ大好きさんさん» コメントありがとうございます!!今頭フル回転させて考えています!もう少しお待ちください!!読んでくれて本当にありがとうございます! (2017年10月26日 22時) (レス) id: f6db93cbe7 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好きさん - 更新頑張って下さい!応援してます! (2017年10月26日 18時) (レス) id: f79f2cff8d (このIDを非表示/違反報告)
紗凪(プロフ) - black★さん» コメントありがとうございます!及川さんかわいいですよね!loveだなんて…ありがとうございます!これからもがんばります!! (2016年12月31日 15時) (レス) id: f6db93cbe7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紗凪 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2016年3月5日 23時

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