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19段目 ページ20

乙葉「あ、A!」

「やっほー」

乙葉「よっしゃ、ケーキ食べ行こっ!

…それと」

「?」

少し心配した顔をして私の頭を撫でた乙葉。
頭に?を浮かべていると、乙葉は全てを見抜いたように、

乙葉「及川先輩でしょ?」

と言った。

「な、なんで…?」

乙葉「電話越しで声少し枯れてたし、目元は赤いし…。

なんかあったんだろうなーって思ったんだけど、ビンゴ?」

「ビンゴ
徹がね…」

今日、今までにあったことを全て乙葉に話した
吉川さんが徹を連れていったこと、それに徹が着いていったこと。
近くのファミレスで見たことなど、全て。

乙葉「んん…とりあえずケーキ屋さん行こうか?
美味しいもの食べたら元気でるよ!」

「あ、うん!」

乙葉と並んで歩き、ケーキ屋に向かう。
ファミレスとは真反対だった。





「美味しい…!」

乙葉「それな!
つーか、話戻るんだけど吉川って誰?
どこから湧いてきたの?」

「吉川"先輩"ね。
徹と仲いいらしいよ」

乙葉「彼女いる男に手を出すなっていうの!
まったく...。」

「あはは…」

乙葉「及川先輩とはしっかり話した?」

「…アイツと何話せばいいっていうの?」

乙葉「吉川先輩のことだよぉ
どう思ってるのとかさ!

まぁ、1番聞きたいのはなんでついて行ったのかだよね」

「うーん…」

乙葉「だってさぁ!デート中だよ!?
なにやってんの及川先輩!」

「わっかんないよ
やっぱり私より吉川先輩のほうがいいとか?」

乙葉「えーありえないって!
だって及川先輩、口開けばうざいほどAの名前出してたじゃん!」

「男の人って変わりやすいって…」

乙葉「言うやつと言わないやつがいる!
及川先輩は言わないほうだって!」

「そうかなぁ…」

乙葉「そうだって!
変なこと考えないの!」

そう言って口にケーキを運ぶ乙葉。
私は手があまり進まず、結局食べたケーキは1つだった。

「( いつもなら2、3個食べるのになぁ )」

お腹を啜りながら店を出る
すると、目の前に見覚えのある人が現れた。

乙葉「あ」

「……。」

その見覚えのある人は一緒にいた女の人とキスをしていた。

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紗凪(プロフ) - 晴さん» 晴さん!!もう1年経ったんですか...!早い!いつもコメント本当ありがとうございます!読んでくれてありがとうございます!更新頑張ります! (2017年11月14日 0時) (レス) id: f6db93cbe7 (このIDを非表示/違反報告)
- このシリーズ読みはじめて1年以上は経ちましたな(-∀-´)占ツク開くことめったに無くなったけどコレだけは読み続けてます(^^)更新ファイトです!! (2017年11月13日 17時) (レス) id: c7636460b9 (このIDを非表示/違反報告)
紗凪(プロフ) - アニメ大好きさんさん» コメントありがとうございます!!今頭フル回転させて考えています!もう少しお待ちください!!読んでくれて本当にありがとうございます! (2017年10月26日 22時) (レス) id: f6db93cbe7 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好きさん - 更新頑張って下さい!応援してます! (2017年10月26日 18時) (レス) id: f79f2cff8d (このIDを非表示/違反報告)
紗凪(プロフ) - black★さん» コメントありがとうございます!及川さんかわいいですよね!loveだなんて…ありがとうございます!これからもがんばります!! (2016年12月31日 15時) (レス) id: f6db93cbe7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紗凪 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2016年3月5日 23時

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