【黒バス】私は、大丈夫。だから……ばいばい。【赤司征十郎】

／帰りましょう。８８ ページ9

また頭脳組と主将達が話し合っているので、少し休憩する事にした。まぁ、十分休んだ気もするが…




イヤホンを付けて音楽を流していると、もふもふが近づいてきた




あ「やっほ〜」




わふっ




あ「ちょっとそのままで居て下さい」




首を傾げた２号に固まる。え、日本語通じてんのか…




ノートとペンを引っ張り出して、１番後ろのページを開いた




あ「〜♪」




黒子さんのキャラソンを小さく歌いながら２号を描く。次いでに黒子さんも




本当にそっくりだよなぁ…




動かずに居てくれる２号。偉い




あ「よし、描けたっ！見て見て、似てますかね？」




わんっ！




少し大きな声で鳴くので、分かるのかなぁと頬が緩んだ




あ「ところで、２号は誠凛さんのところに居なくていいんですか？」




わふっ




あ「……わん？」




わん！




黄「くっそ可愛いんスけど！」




あ「わん」




黄「俺は犬じゃねーっス！」




あ「わん、しか言ってませんよ。ね、２号」




わふっ…




黄「ぐっ………もうっ！」




あ「ふふ、可愛らしいですね。黄瀬さんは…」




黄「カッコイイがいいっス」




ムスッとふてくされる黄瀬さん。犬耳が垂れて見える…




高「オメーは元から恰好いいだろ」




あ「高尾さん」




高「よっ。真ちゃん達何話してるかさっぱりでさ！」




黄「高尾君に言われてもなぁ…高尾君はカッコイイし、言われても嫌味にしか聞こえないっス」




高「にゃにおう！まんまお返しするぜ、その言葉」




面白い組み合わせが話してるなぁ……




私を挟んでそんな会話をする２人を見てそう思った




あ「お２人とも恰好いいです。そう思いませんか？」




わんっ




あ「ですよね！」




ぐりぐりと頭を撫でた。もふもふ〜…




高「ぶふっ…っ、なんで敬語で話してんの……っ」




黄「Aっちって、本当に黒子っちにそっくりっス！」




ただ敬語なだけが気が……




あ「そうですか……そう言えば、お２人のポジはどこですか？」




黄「俺はＳＦっス」




高「ＰＧだぜ」




本当に２人の共通点ないな。バスケ部で同学年ってぐらいかな




高「Aちゃんは？」




黄「ぁ……くくっ……」




あ「なんで笑うんですか！」




黄「い、や……っ。な、んでもないっス……っ」




高「…で！？」




あ「……Ｃ兼ＳＦです」




高「ブフォッ……！」




失礼だなっ！！！

／帰りましょう。８９→←／帰りましょう。８７

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す