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/帰りましょう。114 ページ35

赤司side




赤「っ……」




ハッとしたように目を開けると、WCの会場の控え室だった。向こうに行く前は、既に帰っている途中だったんだが…




向こうに一緒に行った4人に声をかけると、ちゃんと記憶はあるらしく、少し混乱していた




実「征ちゃん、皆に連絡とったら?」




赤「あ、あぁ」




携帯を開くと、桃井からメッセージが届いており、休憩スペースに来て欲しいとあった。後を実渕に任せて、急ぎ足でそこに向かった




黒「赤司君!」




赤「黒子…皆……はぁ、無事でよかった。他の皆さんは?」




黄「怪我したところは、そのまんまだったスけど、皆無事っス」




火「アレックスも大丈夫だったぜ」




紫「室ちんが、虹村さんも無事だって。崎ちんは知らな〜い」




青「無事だろ」




高「扱いほんとにヒデーな」




桃「あっ!返信きたよ!大丈夫みたい」




緑「……全員、帰ってきてるみたいだな」




赤「あぁ。そのようだね」




ホッと息を吐いた




桃「……それ、でね……Aちゃんなんだけど…ねぇ、赤司君。Aちゃんの高校って春白高校って言ってたよね?」




赤「そうだね……桃井?」




俺が肯定した瞬間、桃井はビクリと身体をこわばらせた




桃「その高校……WCに出場してないの…それどころか……春白なんて高校どこにもないのっ…」




青「落ち着け、さつき。何かの間違い……だろ」




俺は、驚きもせずにその事に諦めたように受け入れていた。もしかしたら、Aはずっと、こうなることが分かったてたのかもしれない。だから、苦しそうだったんだ




高「なんだよ、それ……約束だっつったのに…」




高尾は泣きそうな顔で、乾いた笑いを漏らした




黄「じゃあ、Aっちには会えないんスか…?けど、なんで…」




黒「…木吉先輩が言ってた「完全に連れてこられない」と「巻き込んだ」に関係するのかもしれません。Aさんは、違う世界から連れてこられたのではないでしょうか?……あまり信じられませんが…」




赤「……そう、か。Aは帰ったら、俺達には会えないと言っていた」




高「あぁ。スゲー不安になったから…約束取り付けたんだけど……結局、これかよ…」




皆が顔を俯かせる




桃「さ、い初ね?Aちゃんって子自体いなかったのかなって……思ったんだけど…これ…Aちゃんのジャージ私が持って帰ってきちゃった」




困ったように桃井は笑った

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通りすがり - 高尾くんが死んじゃったときはボロボロ泣いちゃいました。 最後はとっても幸せそうで良かったです!! とってもいいお話をありがとうございました! (2019年10月11日 1時) (レス) id: b376688aed (このIDを非表示/違反報告)
- なっ泣けたこんなに泣いたの生まれて25年初めてです! (2018年1月6日 1時) (レス) id: 86518e5421 (このIDを非表示/違反報告)
- すいません、91話、【秀徳】が【秀得】になってましたよ。 (2016年9月10日 5時) (レス) id: aa89b6be9e (このIDを非表示/違反報告)
碧覇(プロフ) - とても、面白く、感動的でした! 今後の赤司さんと夢主ちゃんの話が、みたいです!(ただのリクエストですが)これからも応援しています。頑張って下さい!楽しみにしております! (2016年6月28日 20時) (レス) id: 6a9e057f32 (このIDを非表示/違反報告)
乱花(プロフ) - 凄く面白かったです!赤司様大好きなのでよかったです!沢山ある展開にハラハラしながら何回も読み返しちゃいます(笑)別の作品も頑張ってください! (2016年6月25日 5時) (レス) id: accd4d12ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠りん | 作成日時:2016年2月20日 22時

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