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/28話「弱い者でも」 ページ30

そして、この日が来た___




_____守神人主人試験




昨日の討伐依頼も、相変わらず息は合わなかった




この試験で集まった、守神人の主人は、ザッと50人くらい




開会式が終わると、さっそく1人目が行われた




次々と、行われていく中で合格出来ずに契約解除を余儀なくされ、泣いていた人達が沢山いた




けれど、その中でも合格したメンバーもいる。その中には、あの3人も含まれていた




高「っし!これからも、よろしくな!真ちゃん!」




緑「当たり前なのだよ」




火「お前となら、ずっとやれそうな気がするぜ!黒子!」




黒「奇遇ですね。僕もですよ」




桃「大ちゃん!やったね!」




青「へいへい、やったな」




そして、私の番が来た




赤「なぁ、A。なんで、アイツらは泣いているんだ?」




契約解除を知らない、守神人。知っていたら、この試験の意味がない。無論、教えてはならない




あ「……さぁ?なんでだろうね」




もしかしたら私も、あぁなるのかもしれないと思うが、弱気な自分を閉じ込めて、前を向いた




審判に魔棒(マボン)を受け取り、会場の中へと入った




魔棒は、守神人と力を合わせることで使うことのできる武器。これを基準に、決める




2階からは、先生達が見守っている




目の前にいる魔獣は、カマグマ。……生きてる




“始めっ!“




合図で、カマグマが襲いかかる




余けた時に、征を人間サイズへと戻した




あ「征っ、力を合わせて戦うの!」




赤「何故、お前と力を合わせるのだ」




そんな言い合いをしている間にも、カマグマの鎌鼬が飛んでくる




あ「い゛っ!」




赤「……はぁ。それぐらいも避けれないのか」




戦いとなれば、自分を誇り弱い者には興味を無くすのが、特徴的な守神人。だからこそ、主人としての力量が問われる




どうすれば……!




赤「弱い奴に従うほど、俺は落ちたわけじゃない」




私は、level1。征の言う通り“弱い奴“だ




赤「ふんっ、そんなものか」




でもね……努力してるの。頑張ってるの




あ「っ少しは、言う事聞きなさぁぁあああい!!!!!」




魔棒を、カマグマに向って振り上げながら叫んだ。すると征は、さっきとは打って変わって、魔棒に力を合わせた




ドゴォォオオオオオン!!!!




凄まじい音と共に、砂埃が上がる。砂埃が消えた時には、もうカマグマは倒れていた

/29話「魔言」→←/27話「強制契約解除」



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悠りん(プロフ) - セイリン大好きさん» 返信遅れてスミマセン!番外編になってしまいますが……;それにしても、いいチョイスですね!w (2015年7月1日 12時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
セイリン大好き - 降旗、河原、福田を出してください!! (2015年6月9日 17時) (レス) id: 6393de1946 (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - 永詠さん» 大好きなんですね、本当にw (2015年6月7日 9時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)
永詠(プロフ) - 悠りんさん» こたこたこたこたこたこたk(殴 (2015年6月5日 17時) (レス) id: d70420e494 (このIDを非表示/違反報告)
悠りん(プロフ) - 和凛/和美さん» (`・ω・´)ゞビシッ!! (2015年6月5日 16時) (レス) id: 3cfd7ebca7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠りん | 作成日時:2015年5月20日 15時

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