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ララ「何も言わないのね」
私は今
保護したはずの２人の１m後ろを歩いている
場所は地下のどこかの道
なぜこんな事になってるかって？
私たちの目を盗んで逃げようと２人が動いたため
ついて来たのだ
『何か言ってほしいの？』
ララ「逃げられたら困るんじゃないの？」
『困るのは教団であって私じゃないから』
得心のいかない顔をしている少女
今頃地上では神田が血眼になって
探し回ってるんだろうな
ララ「あなた、、、人間？」
『AKUMAにでも見える？』
暗い通路を進みながら
私に興味でもあるのか
質問ばっかりしてくる
ララ「あなたの仲間とは
だいぶ雰囲気が違うから」
雰囲気、、、ねぇ〜
『私、教団には在籍してるけど
仲間じゃないもの』
ララ「ふ〜ん」
教団の人たちからしても
私を仲間だなんて思ってる人はほとんどいないだろうし
歩き続けていると広い場所に出た
この地下自体も劣化が進んで居るらしく
天井がなんだか心もとない
ずっと男をかばいながら歩いていた少女は
男を寝かせると私をじっと見た
『、、、、、』
なんだろう
何か考えているんだろうけど
表情が読めない
ララ「あなた、ケガを治す事ができるの？」
地上での神田との話を聞いていたのか
『できるけど、なんで？』
ララ「グゾルを見て欲しいの
日に日に心臓の音が弱くなってて
このままじゃ死んじゃうわ、、、」
確かにどこか
具合が悪そうだけど
一応その、グゾルと言う男が
亡霊と言うことになっていたのに
人間だとバラしてしまって良かったのだろうか
まぁ、今更そんなこと確認なんてしないけど
私は男の前に膝をついた
ケガ人の治療はするけど
病人の治療は初めてだ
『イノセンス発動』
多分治らないけど
一応男に触れて意識を集中する
あ〜、、、うん
無理だわ
直ぐに手を離した
ララ「どう？」
『私のイノセンスはあくまでも治癒
寿命だったり不治の病はどうしようもない』
ララ「そぅ、、、」
体を健康な状態まで戻せるようなイノセンスなら
救えるんだろうけど
私のイノセンスはそんな便利なものじゃない
『期待させてしまったわね
ごめんなさい』
ララ「寿命ならしかたないもの」
人間では無いはずなのに
今目の前に居る少女はとても悲しそうで
男を愛おしそうに見つめている
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ゆーな(プロフ) - 月夢風花さん» コメントありがとうございます！前作も読んで頂けているんですね！！嬉しいです！ティキって敵なのになんであんな魅力的なんでしょーねwティキ出るまでもうしばらくかかりそうです、、、気長によろしくお願いします！ (2020年7月29日 21時) (
レス) id: e192f5a322 (このIDを非表示/違反報告)
月夢風花 - 凄い面白いです ！前のゆーなさんの他の作品も大好きで読んでます！私はティキが大好きなので早く夢主との絡みが見たいです！！更新頑張ってください！応援しています！ (2020年7月28日 21時) (レス) id: c8e9b80948 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 抹茶って美味しいよねさん» コメントありがとうございます^ ^亀更新ですが気長にお付き合い頂けると嬉しいです^ ^頑張ります(^^) (2020年6月21日 5時) (レス) id: e192f5a322 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶って美味しいよね(プロフ) - 前のページ？小説？から見たんですけど、面白いです！！最新楽しみにして、待ってます！！ (2020年6月12日 10時) (レス) id: 8bfe17f4aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーな | 作成日時：2020年6月6日 16時
