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8.マテ―ルの亡霊 ページ10

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『やぁAKUMAさん、こんにちは』





私はAKUMAを見つけ
のんきに笑って見せた




「人間の方から話しかけてくるとは
思わなかったよ」





うわぁ〜なにこのAKUMA


なんかキモ〜〜〜



ピエロみたいな格好してるけど
かわいくないわぁ〜〜〜



まだレベル1の方が
丸くてかわいげあるでしょ




『会ったばっかりで申し訳ないんだけど
さっさと破壊しちゃっていいかなぁ?』




「貧弱な人間に私が負けると
思っているのかい?」




『思ってなきゃ
こんなこと言ってないでしょ?





イノセンス発動、、、、』







笑って見下してるAKUMA




アレンくんはこんな雑魚にも勝てないわけ?
ほんと神田が言ってた通り


モヤシ



だね





私はイノセンスに思った





今回は、、、、、あれでいこう





私が決めると
体が光って粒子が舞う




それは右手に集中して
銃の形を成した





クロス・マリアンの武器




名前は〜〜〜〜、、、、なんだったっけ?





名前なんて覚えなくても
見れば写し取れるからいちいち覚えてない





まぁいいや





まだ笑っているAKUMAに銃口を向ける





『さようなら』






私は何の躊躇もなく
引き金を引いた





油断しきっているAKUMA




きっと銃弾なんて
見えていないのだろう





私は発動を解くと
アレンくんのところに戻るため
踵を返した





「あれ?破壊するんじゃなかったのかい?」





『えぇ、用が済んだから帰るわ』





バカなAKUMA






私がそう言って歩き始めると
ほどなく背後から悲痛の叫び声が聞こえた





でもそれがAKUMAの断末魔だとわかっているから
振り向く必要なんてない




なんて雑魚




あれでレベル2だというから笑ってしまう





私はアレンくんのところへ戻り
彼をおんぶする




何をどう戦ったら
あんな雑魚に負けるんだか、、、、





まだ目覚めないアレンくんをみて
私はため息を吐いた







神田と合流をして
私たちはマテ―ルの亡霊と話をしたが



老人のグゾルが死ぬまでそばにいたいと
駄々をこねたため


思いのほか任務は長引いてしまった





長引いてる間
神田は不機嫌だし
アレンくんは自分の力のなさを悔いているようだった





私はというと


ばれないように
ずっとうたた寝をしていた









だって
疲れたんだもん









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クリスティ38(プロフ) - びん←底眼鏡では?ぴんなんて、聞いたことない。 (2020年1月6日 23時) (レス) id: eb0de2c665 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 死蝶さん» コメントありがとうございます!頑張って書きますので今後ともよろしくお願いします!! (2019年8月3日 2時) (レス) id: fe5651d81c (このIDを非表示/違反報告)
死蝶 - 面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年8月2日 21時) (レス) id: a0dd7ebf9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーな | 作成日時:2019年7月29日 1時

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