7話目 ページ7
一松side
一松「…あ、友達のご飯の時間だ」
………気を抜いた、この単独行動が
一松「………
……
…………は………」
非常にまずかった
______ゴキッ
…今日は十四松誘拐から
1週間が経った、月曜日
僕は末っ子から
さんばんめ
______
Aside
カラ松「一松!!!!;;一松どこだ!!!返事しろ!!!!!;;」
……さすがに仕事は1人になる時間が非常に多く、危険だったので
私とおそ君はバイトを辞め、チョロ君とあつしお兄ちゃんとカラ君といち君は長期休暇を貰った
だからあの日、じゅし君がいなくなった時からなるべく1人にならないように家にいたり、外に出てトド君とじゅし君を探した
今日はその日から1週間経った月曜日だった
……いち君が、いつの間にかいなくなっていた
チョロ松「…一松っ………」
また、1週間だ。
じゅし君が誘拐されたのもトド君が誘拐されてから1週間経った時
…それに私は少し気がかりになっていたが
今日の朝、いち君は無事だったから1週間は関係ないのだと思っていた
あつし「…一松君……どこに……」
……完璧に油断をした
おそ松「お、俺探しに行っ…」
チョロ松「おそ松兄さん!!いま1人になって出かけるとまずいだろ!!!…っ僕らも一緒に行くから」
いち君を探しに行こうとするおそ君をチョロ君が止めた
……私達は着替える間も無く、部屋着のまま外へ出ていち君が行きそうな場所を探した
カラ松「………猫
お、おい!!猫だ!!!路地裏だ!!!」
探している最中にカラ君が路地裏の存在を思い出し、慌てて路地裏に駆けつけた
あつし「っ……!?;;」
………
…路地裏には、パジャマがザクザクに切り刻まれていたものはなかったが
末っ子と五男同様、いち君のプライベートの写真が大量にばら撒かれていた
………パジャマの代わりだと言わんばかりに
「にゃあ…」
…私も見たことがあるぐらいいち君と仲の良かった猫に、紫の液体が飛び散っていた
カラ松「…い………ちま…つ………
一松…一松っ………一松……っ……」
カラ君は「助けて」といち君の文字で書かれた紙を拾い上げ、その場に泣き崩れた
あつし「……末っ子から…順番だ…」
…只事では、済まなくなってきた
チョロ松「………」
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