×３０ ページ32
貴方side.
走る。
私は走る。
走って走って……
貴「っ……赤司先輩！！」
勢いよく、旧図書室の扉を開けた。
案の定、定位置にいた赤司先輩は、慌てている私に驚く。
赤「A？ どうしたんだい、そんなに慌て……て？」
貴「これっ」
立ち上がった赤司先輩に、私は持っていた紙を突き出した。
それには……
赤「冬原A……数学………………８４点！？」
貴「すごくないですか！？ ４０からの８０ですよ！！
先輩のおかげです！！」
赤「よく頑張ったな。おめでとう」
赤司先輩は笑って、私の頭を撫でた。
今さらはしゃいでたことにハッとする。
貴「す、すみません」
赤「別にかまわないよ。じゃ、ごほうび」
貴「？？」
赤「明日、どっか遊びに行こうか？」
貴「いいんですか？ 部活、いそがしいんじゃ……」
そこまでいったところで、人差し指を唇に当てられた。
どうやら黙れということらしい。
赤「気、遣いすぎ。別に顧問の先生だって一週間ぶっとおしで部活入れるほど
鬼じゃないよ。……大会前なら話は別だけど」
貴「……大会前、休みないんですか……」
赤「まぁね……ハハ……」←
貴「じゃ、じゃあ、お願いします……」
赤「了解。どこ行きたいか、考えといて」
ガチャ
突然、扉が開いた。
流れ込んできた見覚えのある人達は口々に、
黄「えー！！ 俺たちも行きたいっス！！」
桃「赤司くんたちだけずーるーいー！！」
青「俺らもテスト頑張ったよな、テツ？」
黒「はい」
紫「俺も俺も〜」
緑「また赤司に負けたのだよ……」
赤「お前たち……」
貴「先輩たちまで……どうします？」
赤「ハァ…………勝手にしろ」
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きど - すごく面白いです！！応援してるのでこれからも無理せずがんばってください＾＾ (2013年10月5日 14時) (
レス) id: 82ed55ee42 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみだいふく。(プロフ) - ユナンさん» ありがとうございます！！ 意識してギャグってるわけじゃないんですけど……おもしろいんだったらよかったです！！ 更新頑張ります (2013年9月24日 21時) (レス) id: 68c3f60527 (このIDを非表示/違反報告)
ユナン - とても面白くて何度も読み返しちゃいます！更新待ってます♪( ´▽｀) (2013年9月24日 18時) (レス) id: 3ebd1ea4eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみだいふく。(プロフ) - りんさん» ありがとうございますヾ(●´□｀●)ﾉ【ﾟ+｡･oｱﾘｶﾞﾄｳo･｡+ﾟ】ヾ(○´□｀○)ﾉ 頑張って更新するので……待っててください！！ (2013年9月22日 13時) (レス) id: 68c3f60527 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみだいふく。(プロフ) - 癒羽日さん» 初コメですよね？ ありがとうございます！！ 赤司先輩ステキといってくれて嬉しいです！！ キセキあんまり出番ないんですけど……頑張って出番増やしますｗｗｗｗｗ ありがとうございます (2013年9月22日 13時) (レス) id: 68c3f60527 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきみだいふく。 | 作成日時：2013年9月15日 23時
