＊番外編 光・馨そして自分。＊ ページ34
考えても仕方ないよぉ…！
…って、花依ちゃんいない！？
戻っちゃったのかな…？
そりゃそうか…。
ちゃんと謝らないと…！
「ねぇ！」
A)「はいぃ！？」
「花依なら先に戻ってったわよ？」
A)「ご親切にありがとうです！」
「うわ、あんたオトナぶってんの？ 気持ち悪い。」
え…？
腕を引っ張られて、トイレの前に戻ってくる…。
A)「いや、ちょ、わたしアッチに戻らないと…！」
謝らなくちゃいけない…のに…。
「ねぇ、あんたさ。このお泊り会の３日間を最後にここから消えてくれない？」
A)「な、なにいってる…の？」
「だから、邪魔なんだって。あたしがモテるはずなのに。あんたのせいであたしの魅力が
隠れちゃうの。だから、キ・エ・テ・？」
え？
「え？ じゃなくて。消えてね？」
…。
「もういい。そういう事だから。コレが終わると同時に消えてもらうから。」
消える…って…？
トボトボとさっきの場所に戻る。
そこには、花依ちゃんがいた。あと二人。明るめの髪の色の双子。
光、馨…？
二人は私に気づくと、スタスタ歩いてどこかに行ってしまう。
この頃光と馨ってあんまり周りと馴染んでないんだっけ…。
花依)「Aちゃん大丈夫？ ご、ごめんね！ おいてったりなんかして…！」
A)「私こそごめん！ おそくなっちゃって…！」
「「仲直りだね…！」」
先生)「そろそろ消灯時間ですよー。悪い子はお化けに食べられちゃうぞ〜？」
「「「「キャー――！！！」」」」
怖い話は…嫌い…。
早く寝よ…。。
布団に入って、しばらくした頃。
ツンツン。
私の背中を誰かがつついた。
A)「どうしたの？ 花依ちゃん。」
花依)「トイレ…。さっき用済ませばよかった…。」
A)「ついてってあげる。」
花依)「ありがとう…！」
花依が個室に向かう。
花依)「絶対待っててね…！」
A)「大丈夫！ 待ってるって！」
そうして二人が別れて別々になる。
廊下で待っていた、その時。
「フフフフフ…！」
！？！？！！？！？！
ドキドキバクバク心臓の音が響く。
怖い。
怖い。
怖い…！
――ﾊﾞﾝ!――
花依)「ギャー――！！ お化けぇ！！！」
ダダダダダッと走って逃げていく花依。
え、わたし一人…？
視界が狭くなって、意識を手放してしまった。
＊番外編 光・馨そして自分。＊→←＊番外編 光・馨そして自分。＊
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 140人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「アニメ」関連の作品
【名探偵コナン】プライベートですが、警察の人に絡まれまくってます。2
【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する ４０
生み出した駆動力【入間銃兎】
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レイな - 私、桜蘭高校ホスト部あんまり表紙以外知らなかったけれど、作者さんが上手く作っていたのでかなり分かりやすかったです！個人的に私モテ好きなんで嬉しかったです！これからもふぁいと！ (2021年5月22日 22時) (
レス) id: d55e824029 (このIDを非表示/違反報告)
安奈(プロフ) - ドラマ&アニメは光馨ハルヒは高1、環鏡夜は高2、ハニー&銛先輩は高3ですよ！ (2018年2月10日 4時) (レス) id: 6299fd207c (このIDを非表示/違反報告)
菜(プロフ) - どちらも、大好きな漫画なので、とても楽しく面白く見させてもらっています (2018年2月8日 19時) (レス) id: 6aeb3312f2 (このIDを非表示/違反報告)
ドS神さん - 六見 遊馬君かっこいいしもうloveです (2018年1月29日 16時) (レス) id: b4838dd5e4 (このIDを非表示/違反報告)
安奈(プロフ) - 光、馨、ハルヒは高1では？実際、高2の環&鏡夜を先輩と呼んでいることから高1だと思います。図々しくてすみませんでした。 (2017年12月14日 23時) (レス) id: 6299fd207c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＊みこト＊mikaduki未桜＊ | 作成日時：2017年8月29日 17時
