過去編 その3 ページ40
次の日…
シ「ただいま」
貴「あ、おかえり！…あれ？アヤノちゃんは？」
シ「さぁ…わかんね」
貴「そっか、とりあえず、上がんなよ。そんなとこに立ってないで」
翌日のこと…
シ「…」
貴「あ、おかえり！…あれ？どうしたの？」
シ「…姉貴、気を確かに持って、聞いてくれ」
貴「？う、うん…」
シ「…アヤノが…死んだ」
貴「…え？」
シ「昨日、学校の屋上から飛び降りて…」
貴「ま…待ってよ…そんな、う、嘘だよ、ね…？」
シ「…」
貴「そんな…うう…嘘…！そんなこと…！」
泣き崩れるA。
貴「私がもっと早くに気付いていれば…！こんなことには…ならなかったかもしれないのに…！アヤノ…！！」
Aは声を上げて泣いた。シンタローはただ、慰めてやるしかなかった。
〜葬式〜
貴「…アヤノ…」
Aの目は泣き腫れていて、頬には涙の跡が残っていた。
シ「…姉貴…」
葬式が終わって数日後、Aはガ○トに就職が決まり、メカクシティを離れることになった。
貴「じゃあね、シンタロー君、モモちゃん。お母さんにもよろしく言っておいてね」
モ「お姉ちゃん…やだよぉお…離れたくないのに…こんなに大好きなのに！！」
貴「モモちゃん…」
シ「モモ、我慢しろ！…オレだって、つらいんだ…」
シンタローがAからモモを引き離す。
貴「シンタロー君、モモちゃん…元気でね」
シ「姉貴もな、それと…アヤノのことだけど、あんまり気に病むなよ？」
貴「うん、ありがとう…じゃあね」
モ「お姉ちゃああああああん！！」
駄々っ子のように泣きわめくモモ。
シンタローも涙をこらえて、Aを見送った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ディセイブ★ - ロードローラーwww (2016年6月12日 12時) (
レス) id: e2abf70eeb (このIDを非表示/違反報告)
あかり@かげぷろ - ロードローラー吹いたww (2016年1月23日 15時) (レス) id: 915bb02d15 (このIDを非表示/違反報告)
亜奈(プロフ) - 最高の小説をありがとうございます/// 私、シンタロー君のオチかと思ってたんですが…。アヤノ様、セトしゃん、カノさんめっちゃ好きなんで…w最後のあの展開は考えてもみませんでした!w愛されるのがこんなに幸せな事とは…///← (2015年7月16日 12時) (レス) id: 3fffaacf4b (このIDを非表示/違反報告)
AO猫(プロフ) - オチは、みんなでハッピーエンドとかは…だめですか？ (2015年1月7日 15時) (レス) id: 2b4f5c9f23 (このIDを非表示/違反報告)
なつき - 1ですか、読んでやらんでもないでなく、すごく続きが読みたいです！ (2015年1月7日 15時) (レス) id: b0e88fbc7c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんぎらす x他1人 | 作成日時：2014年10月12日 22時
