続き ページ16
「うん。それほど女のAが好きなのよ。
あ、ナオキ起きてる？」
『起きてるよ。』
「了解。お昼ご飯作り置きして冷蔵庫入れてあるから食べてね。母さん仕事行ってくるから」
『ん、りょーかい。2人とも今日休みな感じ？』
「うん、そう。じゃ、行ってきます」
『行ってらっしゃい』
パタン。
『……ごちそうさま。』
皿をシンクに起き、水につけてから洗面台に向かう。
顔は既に洗ってあったから触ったけど、やっぱ慣れない。
『いつ戻るのか聞くの忘れてた、、まぁいっか。』
髪の毛を兄ちゃんにワックスでセットされ、ピアスを付けられた。なにこれ。
「Aピアス開けたけど付けてないだろ？塞がっちまうだけだから今のうちにつけとけって！」
ニカッと笑った兄ちゃんに少し癒されてから、歯磨きを終わらせ、リュックを背負い、家を出る。
『一人称俺にしないと…あ、おそ松くん達に何も言ってない……
君付けって、この顔に合わないな…』
結構キリッとした感じになってるから、気持ち悪いかも。
あ、学校にはお母さんが電話してくれてます。
学校に着いて、職員室に向かう。ちょうど日直だし、先生に詳しく事情説明しよう。
『失礼します、2-Bの梅北Aです。山ちゃん先生いますか？』
「ん、俺だ。入れ」
中に入ると、山ちゃん先生しかいなかった。
「結構なイケメンなったなぁ……あ、ピアス。兄ちゃんのか？制服も違ぇし」
『はい、全身全部兄ちゃんのやつです。』
「髪もセットしてもらったの？」
『いえ、髪は強制的にやられました、、ピアスもですが』
「そっか…んで、どした？日直だから日誌と出席簿取りに来ただけって訳じゃねぇんだろ？」
『あ、はい！お母さん多分、大雑把にしか説明してないと思うんで、詳しく言っておこうかと…。あと、Aって名前、女の名前じゃないですか、男の名前にしないとって思って。
一緒に考えて頂きたく…』
「なるほどな。悪いけど、説明はもう大丈夫だ。意外とお前の母ちゃんが詳しく説明してくれたからよ。
名前なぁ……弟と兄ちゃんの名前に似た感じにしたら？」
『そうですか！
…ナオキとタツキ……あ、＜〜キ＞って感じですか』
「そうそう。例えば…んー…あ、ユウキとか。」
『ユウキ…いいかも』
「え、そんなんでいいの？他にもっとあるだろ…」
先生は不服そうだが、今の私にとっちゃあもう男っぽい名前ならなんだっていいのだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サクラ - 更新楽しみに待ってます！早く読みたい！ (2018年6月26日 17時) (
レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ。(プロフ) - 彩菜さん» ぐわぁぁありがとうございます！！そしてコメントもありがとうございます！！！がんばります！！ (2018年5月4日 16時) (レス) id: 608018957e (このIDを非表示/違反報告)
彩菜(プロフ) - 続きが楽しみです！ (2018年5月2日 20時) (レス) id: a0782575a9 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ。(プロフ) - クラスの非権力者さん» 遅れてしまいすみませんンンンン！！んんんコメありがとうございます！！！ワァァァァァォお聞かせいたします！！！ (2018年4月25日 17時) (レス) id: 608018957e (このIDを非表示/違反報告)
ミツ。(プロフ) - 腐女子さん» 遅れてしまいすみマセェェェェェン！！！！！！！！！！！！！！グェェェコメありがとうございます！！！！ヒョエエ、ありがとうございます！頑張りマッス！！ (2018年4月25日 17時) (レス) id: 608018957e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こばやし x他1人 | 作成日時：2016年12月4日 10時
