隠す姿Ⅱ 【BLEACH】 (ページ45)

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92話　永遠の愛ページ45

平「何ギンに迫られとんねん」
ジト目で私を見る真子

『えっと…』

平「Aは俺のやろ」
真子は私の顎を右手で掴み左手を腰にまわす

『真子//樹がいるから…』

平「うるさい口やのぉ」
私の口を食べるようにキスをする真子
真子は私の舌を自分の舌で絡めたり吸ったりする

『//しっんじ』
樹が赤い顔で私達のキスを見ている

平「キスに集中せぇ」
そう言ってまたとろけるようなキスをしてくる真子
長いキスが終わり真子の口が私の口から離れる

『はぁ…はぁ』
私は脱力してへたり込みそうになるが真子は私の体を支えてそれを阻止する

平「よぉAは俺のやっちゅう事わかったやろ？」
ニヤニヤして私を見つめる真子

『//はっはひぃ』
私はまだキスの余韻があって呂律が回らない

平「キスだけでこないやらしい顔しよってほんまAは悪い子やのぉ」
真子は私を横抱きする

平「樹Aの事連れてくでーええな？」
ニヤッとして樹を見る真子

樹「//はい！」
樹は赤い顔をして返事をする

平「ほな行こか」
そう言って窓から外に出る真子

樹「(平子隊長ってすごく強引だな//)」
顔を赤くしたまま書類に目を通す樹であった

ー

私は真子連れられいつか来た桜の木の下に降ろされ私は真子に後ろから抱きしめられるように座る
上を見上げると一面に綺麗に咲き誇る桜が見える

『そう言えばもう桜が咲く時期だったね』
私が死神になって11年、隊長になって10年が経ったんだ…

平「せやでAと一緒に見たいおもてな」
真子は私を自分の方に向け抱きしめる

『真子と一緒に見れて嬉しい』
私は笑顔で真子を見る

平「愛しとるでA」
私の頬に手をあて私を見つめる真子

『私も愛してるよ真子』
私は真子の首に腕をまわし真子の上に座る

私たちは見つめ合い桜が舞い散る木の下でキスをした

この幸せが永遠に続けばいいのに…

私達はそう思っていた…

この幸せが終りを告げるなんて誰も知らなかった