隠す姿Ⅱ 【BLEACH】 (ページ33)

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80話　私の幸せページ33

『ねぇ真子…私喜助さんに説明しに行かないと』

平「どうせひよ里が気ぃきかして説明しとるやろ」

私たちは抱き締め合いながら会話をしている
こうやって私を落ち着けてくれる真子

『ひよ里にこれ以上迷惑かけれないよ』

平「ひよ里は迷惑やと思っとらん」
私の肩を掴んで目を合わす真子

平「ひよ里だけやないラブもローズも拳西もリサも白も…そんでもって俺もな」
悲しい目をして私を見つめる真子

平「みんな仲間を助けたい思っとんねん。ありがたく受け取っとき」
私をさっきより強く抱き締める真子

『ありがと…』
私は涙を流しながら真子を抱き締めた

ー

＝十番隊舎＝

ひ「Aーお昼食べに行こや！」
今日も昨日と同じように来てくるひよ里

『うん！』

ひ「喜助には説明しといたから…」
俯くひよ里に近づき頭を撫で抱き締める

『ありがとひよ里。大好き！』
そう言うとひよ里の顔が赤くなる

ひ「//うちもAの事好きや！」

平「A浮気か！」
そう言いながらバンっと窓を開け入ってくる真子

ひ「残念やったな！ハゲ真子」
勝ち誇ったような顔をしながら真子を見るひよ里
真子はひよ里の顔にイラッとしながら私に近づく

平「今日はたっぷりAが誰のもんなんか教えたるわ」
ニヤリと笑い私の顎は指先でクイッとあげる

『//真子のバカ！』
抵抗しようとする手を掴まれる

平「覚悟しぃや」
寝かしたらんからなと耳元で囁かれる

『ひゃっ』
急に低い声で言われたので驚く

平「Aちゃんはやらしいのぉ」
ニヤニヤしながら私を見る真子

ひ「昼間っから盛んなハゲ真子！」
真子の顔にひよ里の蹴りがめり込む

平「なにすんねんひよ里！お前は毎回俺らのイチャイチャを邪魔しよって今度こそは許さんぞ！」
ひよ里の髪を引っ張る

ひ「痛い痛い！なにすんねんこのハゲ！」
ひよ里も真子の髪を引っ張る

平「ハゲとらんは！」

私はその光景を見てクスッと笑ってしまう

平・ひ「「なに笑っとんねんA」」

『幸せだなぁって思って』
笑顔で言うと2人の顔が笑顔になる

平「ほんまAはかわええ事言いよって」
私を抱き上げる真子

ひ「ほんまやで」
私が抱きあげられている所を微笑みながら見ているひよ里

この日常が私にとって掛け替えのないもの…

この日常が私の幸せ…

みんなと笑って大切な人がそばにいて…

あぁなんて幸せなんだろう…