隠す姿Ⅱ 【BLEACH】 (ページ18)

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65話　どんな姿でも… ページ18

＝五番隊執務室前＝

コンコンコンッ

『真子ー』
扉を開ける力はないので真子を呼ぶ

平「入ってええでー」
部屋の中から聞こえてくる真子の声

『あーけーてー』
私は部屋に向かって言う

ガチャッ

平「どないしたんやー？Aあれ？」
扉をあけて前を見てから私がいる下をみる

平「A！どないしたんやその姿！」
真子はしゃがんで私に目線を合わせる
驚いた今の私の姿を見て私である事が分かるなんて

『にゃんでわかったの？』
首を傾げて真子を見る

平「//やばっA可愛すぎやろ。というか彼氏なんやから分かるに決まっとるやろ」
私を抱き上げる真子

『//嬉しい』
頬が赤くなる

平「Aがどんな姿になろうと見つけたるわ」
ニヤリと笑い私を見る真子

『ありがとう』
私は真子に抱きつく

平「//その姿でそないかわええ事すんなや。可愛すぎや」
真子の顔が赤くなっていく
真子は私を抱きあげながら執務室に入る

平「というかなんでそないな姿になっとんねん」
私は今まであった事を真子に説明した

平「なるほど。ほんならAは薬の効果が切れるまでの数日この姿のままっちゅうわけやな」
うん！と頷くと真子は顔を手で覆う

『どうしたにょ？』
私は真子の顔を覗き込む

平「俺の心臓がもつか心配や」

『しんじょう？』

平「心臓や、こない可愛い姿の彼女見て心臓がドキドキやわ」
真子は私の小さい手を掴んで自分の心臓にあてる
するとドクドクと真子の心臓がなっている

『しゅごくはやい』

平「そういう事やわかったな？」
私の頭を撫でて頬にちゅっとキスをする

平「俺は書類しなあかんからAはここに座っとき」
私は真子の足の間に座る

『うん！』
笑顔で真子を見る

平「あかんわ。A可愛すぎ」

コンコンコンッ

浦「十二番隊の浦原っス」
喜助さん？何しにきたんだろ？と思いながら真子の顔を見る

平「喜助？入ってええで」
真子も疑問になりながら私を見る

ガチャッ

平「どないしたんや喜助？」

浦「Aにこれを持ってきたっス」
喜助さんが手に持っていたのは小さい隊主羽織

浦「数日そのままなのでAの隊主服作ったっス」
私に小さい隊主羽織を渡す喜助さん

『ありがとう喜助しゃん』
私は喜助さんが作ってくれた隊主服を羽織る

平「似合っとるやないか」
机に肘をつきながら私を見る真子

『//あっありがとう』
私はまた真子の足の間に座って真子にもたれかかった