内緒にしてること《太宰治》

内緒 ページ19

帰り道＿＿


『なんで2人は学校に残ってたの？』



「あーー告白されてた。」

中也が真顔で答えた



『え！？』




「私は先生とお話しタイムだったよ。」



『そなんだ…』



中也の告白にはビビった。治は意外と普通？だったけど




『ねぇ。2人とも』


「「ん？」」


『私この状況見つかったらすごくヤバイのですが。』




太宰におぶられていて、隣には中也がチャリをおしていてくれてる。


太宰ガールズに見られたら私は殺されるかもしれない((言い過ぎ




「あんまそういうの気にしなくても大丈夫だと思うぜ俺は」




「私もそう思う。」





『そうかなぁ…』




「もう着くよ。」


家が見えてきた。


『治。中也。ありがとう。』


「あ、私朝Aの家に忘れものしたからちょっと取ってくるね。」



『あ、はーい。』


治に鍵を渡す



治が中に入って行ったのを見て



『じゃあ、中也ありがとう。』


と手を振った。


「また倒れない様にちゃんと栄養とれよ」


ぽん、と私の頭に手をのせ、中也は帰って行った。




私も家の中に入る。









「なに…いまの。」



どこかで誰かの声が聞こえた様な気がした














＊＊

作者です！
いやぁもう色々とありがとうございます！

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