魔法48「今度こそ必ず」 ページ10
ランスside
ラ「カナタに桜木アナを
助けることは出来たのか?」
俺は今キュゥべえと二人で話をしている
キュゥ『まさか、そんなこと
出来るわけないじゃないか』
ラ「なら、なぜ?」
キュゥ『もちろん無駄な犠牲なら止めたさ
だけど今回は彼の脱落には
大きな意味があったからね』
ラ「大きな意味…だと…」
キュゥ『これでもうワルプルギスの夜と
戦える魔法少年は君だけになった』
ラ「…っ」
キュゥ『もちろん一人では勝ち目なんてない
この街を守るためには潮田Aを魔法少女に
するしかほかない』
それが狙いか…
俺はキュゥべえを睨んだ
ラ「絶対にそんなことさせない…」
キュゥ『………』
Aを魔法少女にするわけにはいかない
絶対に守ってみせる
今度こそ必ず
_ _ _ _
ラ「…っあ、蒼井ランス…です…
よ、よろしく」
僕は頭をさげた
先生「蒼井くんはずっと
心臓の病気で入院していたの
みんな仲良くしてあげてね」
生徒「はーーい!」
女「蒼井くんって前の学校で
モテてたでしょ?」
ラ「え?」
女2「だってカッコイイし」
ラ「そ、そんなこと…」
男「前の学校では何の部活してたんだ?」
ラ「あ、いや…その((「蒼井くん」
僕の方に水色のキレイな髪の
一人の少女がやってきた
ラ「…っ///」
「(ニコッ)ごめんねみんな
蒼井くんお昼には保健室で
薬飲まないといけないんだって」
女「そうなの?」
男「ごめんな引き止めて」
ラ「あ、ううん」
「じゃあ行こっか?」ニコッ
また彼女は僕に微笑んだ
その笑顔はとても可憐で可愛かった
in保健室
「ごめんね〜急に話しかけてくるから
ビックリしたよね」
ラ「別に…」
「みんな悪気はないんだけど
転校生なんて初めてだからはしゃいじゃって」
ラ「そうですか…」
「ねぇねぇランスくんって呼んでもいいかな?
だからランスくんも
私のことAって読んでよ」
ラ「…僕あんまり名前で呼ばれたことなくて
その…変な名前だし…」
「そうかな?ランスっていい名前だと思うよ
とってもカッコイイじゃん!」
ラ「…名前負けしてるよね」
「…っそんなのもったいないよ
ランスくんも
カッコよくなっちゃっえばいいんだよ」
そう言って彼女、潮田さんは微笑んだ
ラ「……そんなの無理だよ」ボソッ
「ん?なんか言った?」
ラ「…なんでもない」
「…??」
僕にはカッコよくなるなんてできないよ
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作者名:ミルト* | 作者ホームページ:
作成日時:2018年7月24日 17時