優雅なのは、教科書だけ。本性は・・・ ページ7
さすがに二桁まで達してはいないが、ヒカルにとってこの差は恥に等しかった。
プロと院生の一組くらいの差だ。
もちろん、ここでの院生レベルはヒカルである。
「ありがとうございました」
ヒカル「・・・ありがとうございました」
「(佐為の君の弟子であればさぞお強いのかと思えば、途中から調子を崩して
そのままとは。大したことないわね)」
・・・・・聞こえてんぞこの野郎。
平安貴族なら少しは空気読めるかと思えばその場で悪口かよ。
確かにその通りだけどさ。こうもシビアな世界だったのか？
教科書と違うじゃねぇか。何が『優雅』だ。
佐為「申し訳ありません。ヒカルはまだ未熟なもので、貴方のように才ある人に勝つには
まだまだ実力不足なんですよ」
ちょっと待った。お前さっき「俺の方が実力が上」なんて言ったばかりだろうが！
「身に余るお言葉です。それなら、佐為の君より私の方が強いことになってしまいますよ」
そう言って柔らかにほほ笑む姫君。
しかしその目は一つも笑っちゃいなかった。
俺は初めて、『人の顔に泥を塗る』とはどういうことか分かった。
自らの能力を殺し、人をたてるのは時には必要。
しかし同時にたてるはずだった人まで殺してしまうこともあるのだと。
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ゆいこ - 「指導」が抜けてんじゃねえかああああ！！何やってんだ私は！寝ぼけてるね！！ (2018年4月27日 1時) (
レス) id: fcf1b66702 (このIDを非表示/違反報告)
Giu(=nagomi)(プロフ) - 風葵さん» ありがとうございます！時々放置プレイしちゃってすみません汗 期待に応えられるように頑張ります！ (2014年8月31日 3時) (レス) id: 182e7cbf83 (このIDを非表示/違反報告)
風葵 - こんにちは！いつも密かに作者様の作品楽しみにしてます！更新頑張ってください！（●＾ω＾●）/ (2014年8月28日 21時) (レス) id: 72fc14db9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Giu(=nagomi) | 作成日時：2014年4月2日 19時
