スペシャルストーリー14 【深海奏太】 ページ34
奏太side
千「そうだな…例えば、Aは猫が大好きだとしよう」
奏「はい」
千「で、Aが、猫にばっかり構っていて、奏太に構ってくれなかったとする」
奏「…それはいやですね」
千「そういうことだ！」
奏「え…？」
千「Aは、奏太が魚にばっかり気をとられていて、Aに構ってあげて無かったんじゃないか？それで、どっちが好きかって聞いたときにどっちも好きだって言われたから、不安になったんだろう。彼女として、ほんとに好かれているのか、と」
奏「それで、おこったと…『ちあき』、ありがとうございました。ぼく、Aさんをさがしてきます」
千「おう！」
2-Aにきたぼくは、つくえのうえにつっぷしているAさんをみつけました
貴「…」
…ねてるみたいですね
奏「……Aさん」
Aさんがねてるのをおかまいなしに、ぼくははなしはじめました
奏「ぼく、『おさかなさん』ばっかりきにしてました…Aさんのこと、かまってあげられなくてごめんなさい…」
貴「…」
奏「でも、『つめたく』されて、わかりました…ぼく、『おさかなさん』より、あなたがすきです。たいせつなんです。あなたがいなかったら、ぷかぷかもたのしくありません……ねてるのに、こんなこといってごめんなさい…ゆっくりやすんでください」
Aさんのせなかにブレザーをかけて、ぼくはきょうしつをでました
貴方side
貴「〜っ////」
奏太先輩が立ち去ってから５分後
脳内で、『あなたがすきです』の８文字が再生し続けている
…やっと気付いてくれたんだ
私は、鞄を持って廊下を走った
校門の前にいたのは
貴「奏太先輩っ！！」
奏「Aさん、こんばんは…♪よるは『さむい』ですね…」
そう言って、奏太先輩は手を擦り合わせた
私は、そっと先輩の手を包み込んだ
貴「つめたっ！もう、何してるんですか！」
……あ
先輩、びっくりしてる
寒い中、待っていてくれたのに
私、酷い事言った…
さすがの先輩も怒るかな
びくびくしていると、先輩はふふっと笑いをこぼした
貴「…？」
奏「Aさんのてはあったかくて…なんだかとってもしあわせです…♪」
貴「！！////」
奏「…Aさん、このまえはごめんなさい」
貴「いえ…私こそ、怒ってごめんなさい…」
奏「ふふっ…さぁ、かえりましょうか」
スッと差し出された右手
…こういうところはイケメンなんだから
心の中で悪態を付きながらも、私は笑顔で手を重ねたのだった
【番外編】 司くんHappy birthday！→←スペシャルストーリー14 【深海奏太】 リクエスト
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猫愛りあ - 凛月可愛過ぎるだろ貴様！！！！！！ (12月20日 8時) (
レス) @page5 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
如月マロン(プロフ) - メグさん» ありがとうございます！続編でもまたコラボを考えますね！気に入って頂けたようで良かったです！ (2016年7月18日 10時) (レス) id: 8a8ae8c313 (このIDを非表示/違反報告)
メグ(プロフ) - ラブライブ！大好きなので嬉しかったです！にこにー推しなのでスッバスッバス〜は笑いました(笑)これからも頑張って下さい！応援してます！ (2016年7月17日 23時) (レス) id: e457b5e4fe (このIDを非表示/違反報告)
如月マロン(プロフ) - 眉無さん» コメントありがとうございます！久しぶりに、甘いのを書きたくなったので書いてみました！これからもキュンキュンさせられるように頑張ります！ (2016年7月16日 16時) (レス) id: 8a8ae8c313 (このIDを非表示/違反報告)
眉無(プロフ) - みかくんにキュン死しそうです… (2016年7月16日 16時) (レス) id: 5ceb00af48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月マロン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tukaritu722/?fcnew=1
作成日時：2016年3月12日 17時
