桐皇のマネージャーは原澤監督の娘？！

＊３４＊　〜過去編１７〜 ページ44

翌日、何事もなかったかのように学校へ行った私は驚きを隠せなかった。


今まで挨拶をしてさけられたことなんてなかったのだから…


貴女「おはよ…う？」


クラスの空気は重たくって、いつもと違っていて…


なんだか違う世界にいるみたいだった。


とりあえず近くにいる子に聞いてみよう。


貴女「あのさ、何かあったの？」


「…」


一瞬微妙そうな表情を浮かべたクラスメイトは、そこから去ってしまった。


きっと用事でもあったのかな？


ほかの人にも聞いてみようっと。


貴女「なにかあったの？」


私が二度目に行ったその声は教室を静まりかえしてしまった。


そして私を見るみんなの視線はとてもトゲトゲしくって…


…ああ、そうか…


違ウ。違ウ違ウ違ウ違ウ違ウ違ウ…！！


…こんなの違う!!


これは私の知ってる教室じゃない！！


…そうだ、リコなら説明してくれるかもしれないよね？！


そう思い、私はリコの方へ行ってみた。


貴女「リコ、どうなってるの？」


少し戸惑いながら、そしてさみしそうに目をうつむかせながらリコは小声で言った。


リコ「あ、えっと…その…ごめんね…」


そしてリコもその場から離れてしまった。


嘘、でしょう…？


リコまで私を避け始めたというの？


一条「あらぁ、原澤さんじゃない〜。おはよぉ〜」


「そんな奴無理にかかわらねーでいいよ！」


「そうだよ！傷つけてきた相手と仲良くなんてしなくていいって！」


貴女「ちょっと待って！私、何もしてないよね？！」


でも、向けられた視線はさっきと変らず…いや、さらに鋭いものだった。


「一条さんをカッターで切りつけといてよくそんなこと言えるわね！」


「俺、お前のこと見そこなったわ」


聞こえるのは私への非難の声だけだった。


・


・


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こうして私は居場所を失った―――――――――。



――――――――――――――――



ついに合計hitが４００００越しました！！


ｐart2に入る前にどこまでいくのかはわかりませんが、この作品にお付き合いいただき本当にありがとうございます！！


そしてこれからもよろしくお願いします！！


念願の黒子のバスケ作品ランキングで１位をとることがやっとできました！！


まぁ…更新してしまったのが深夜なのと、皆様の投票数が多いので一気に順位が上がってくれるわけなんですが…


それでもありがとうございます！！


２０１３年３月１８日３時４５分

＊３５＊　〜過去変１８〜→←同盟に関するお知らせ！！と、新作((ごめんなさい…

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