その185 怪しい再開 ページ3
「ちょっとまってよ！アリルちゃんっ！」
シャドウ「どこ行くんだよアリル！」
私とシャドウは必死にアリルちゃんを追いかける。
逃げ足が速くて、視界からいなくなってしまった。
「ハァ…ハァ…どこ行ったの…」
シャドウ「ったく…困ったやつだ…」
寮から結構離れた森の中まで来てしまった。
ここに走って行ったハズなんだけど…
「…っ！！」
シャドウ「どうした！？」
「あれ…！」
私の視野に入ったもの。
それは
トゥーンリンク。
確かにトゥーン。アリルちゃんを抱いている…。
シャドウ「お前っ…！」
トゥーン『やあ…会いたかった？』
シャドウ「無事なのかっ！？」
シャドウがトゥーンに近付こうとした。
だけど…このトゥーン…なんだか…
「ダメッ！！！」
シャドウ「Aっ？」
「あんたダレ…？トゥーンじゃないでしょ…」
トゥーン『嫌だなぁ…僕の顔忘れちゃったの？』
「トゥーンに何したの！？あんたが本物じゃない事はわかってる！そこにいるアリルちゃんをこっちに返して！っ…トゥーンを返して！！」
トゥーン『はぁ…面倒な女だなぁ、Aは。僕の可愛い妹に傷を付けるとでも？』
怪しい顔で笑う。
そして、トゥーンの身体は背中の剣を手にとり、アリルちゃんの首元に…
シャドウ「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！」
トゥーン『フッ』
「シャドウ！」
トゥーンの身体に体当たりしたシャドウ。
トゥーンの身体はアリルちゃんを手放した…が、
「っ！！」
目に見えない速さで、私を背後から抑えつけてきた。
シャドウ「Aっ！？」
トゥーン『こっちがガラ空きだよー？』
首をきつく抑えられている。
…苦しい…。
トゥーン『じゃ、Aはもらって行くねー』
そう言うと、私の前に、紫の空間ぎ出てきた。
これは寮の屋上にある…
クロ「させるものかッ！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
タルト(プロフ) - 凪紗さん» ありがとうございます！こんな私ですが、これからもよろしくお願いします！ (2016年4月30日 22時) (
レス) id: f60692706e (このIDを非表示/違反報告)
凪紗(プロフ) - 完結って少し悲しいです.....。でも、楽しませてもらえましたし、この小説には笑顔や涙をもらいました。感情を豊かに読めました。作者さん、ありがとうございます。また新しい小説を作るのであれば、私、必ず読みます！お気に入り登録します！ (2016年4月24日 21時) (レス) id: a5860a97ae (このIDを非表示/違反報告)
タルト(プロフ) - 普領(ゆめさん» 今まで付き合ってくださって、ありがとうございました！！ (2016年4月24日 19時) (レス) id: f60692706e (このIDを非表示/違反報告)
普領(ゆめ - うぉおおおおお！！！ｲｪｴｴｴｴｴｴｴｲって思ってたら完結だと…!?うぉおおおおめでとうございます…!!終わっちゃうのは悲しいけどいつも更新楽しみにしてました…!!うあああありがとうございますあああ…!!! (2016年4月24日 13時) (レス) id: 181914e793 (このIDを非表示/違反報告)
タルト(プロフ) - 普領(ゆめさん» イェェェエｴｴｴｴｴイ！？ (2016年4月22日 6時) (レス) id: e54cbea640 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：タルト | 作成日時：2016年4月18日 1時
